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当寺を心配しながらじっと見守ってくれた愛犬チョロが別院にやってきた。


美人犬にチョロとはなんとも不似合いだが、当寺は代々名前はチョロと決めている。


チョロとはヒンディー語(インド)で【Let's Go! 】日本の名前だったら「イクさん」か「アユミさん」になるのだろう。


柴のコンテスト犬だったが、無理を言って養女にいただいた。無駄吠えは一切なし。


当寺の番犬として活躍をしていたが、歳とともに(15歳)アルツハイマーが酷くなってきた。環境を変えると悪いというが、別院の方がかまってあげられるので引越し。終の棲家と覚悟を決めてきた。


犬の十戒にはこんな言葉がある。


私の一生はだいたい10年から15年。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しい。】


私が年を取っても、私の世話をして欲しい。あなたもまた同じように年を取るのだから。】


最後のその時まで一緒にいて欲しい。言わないで欲しい、「もう見てはいられない。」、「私ここにいたくない。」などと。あなたが隣にいてくれることが私を幸せにするのだから。忘れないで下さい、私はあなたを愛しています。】