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別院の梅が咲き心を癒す。


彼岸中だが、お盆のような家にうかがう棚経は少ない。納骨堂があるのでお参りの方がひっきりなし来られる。


お彼岸とは彼の岸、悟りの境地という事です。彼岸の1週間は自分を戒める修行期間で、ねたみ・そしり・うらみ・怒り、それこそ愚痴をこぼしてもいけないのです。

年2回あるこの期間は自分自身の魂の向上に努め、あの世だけでなく今生においても極楽の生活をするというもの。

ところがいつの間にか、亡くなった人の為にある彼岸となった。 


本来お経は亡くなった人の為ではなく、生きている人の『人生の教科書』だったのです。