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葬儀後の精進落とし膳は大分市内の某ホテル。ご遺族が来られるまでホテル内の一室で待機。50平米以上ある室内は快適だ。


ホテルの料金を検索したがツインで1万5千円と安い。歓楽街の真中でありながら、この料金設定でないと競争に勝てないのは苦しい。



葬儀前には司会者との打ち合わせがあり、中には慣れた方は「いつもの通りですね?」と簡単な会話で済む場合もある。


だが慣れていないとこちらもあせる。今回は焼香のタイミングが悪く、いつまでたっても焼香の案内がない。


そこで救いの手を差し伸べお経中に『焼香!』とマイクを通して合図。う?まだ案内がなく、大勢の参列者にさとられないように何度か『焼香!』幸い七度目で気がつき、案内のアナウンスでご遺族の方たちが動き出した。


人間ですからウッカリや間違いは誰にでもある。だが式場内には何人ものスタッフがおり、誰も気がつかないというのが不思議だ。


私は式場に入ったら大まかな人数と焼香台の数を確認する。すると何分で焼香が終了するというのが計算できる。


今回のような事態では、焼香中にお経を終わらせる訳にはいかないので、お経のスピードや予定外のお経を読むなどの処置をしなくてはならない。


「いい葬儀だった」と感じてもらう為に、葬儀社と坊主の連携は大切。打ち合わせで私は『私が合わせますからご安心ください』と司会者に安心してもらいます。