葬儀依頼の電話が入り早速喪家にうかがった。

故人は信仰心が厚く、毎日般若心経をお唱えしていたという。

『宗派はなんですか?』と聞いたが、困ったことに般若心経を唱えない宗派だった。
 

故人が大好きなお経を唱えることが供養になると考え、遺族の了解を得て般若心経も取り入れた式次第とした。