福岡で泊まったホテルは何かしら寝られなかった。
早朝ホテルを出発して山口県宇部市に高速を飛ばす。
先ずは個展作品を山陽堂さんに伺い額装を依頼。
個展のたびに軸装や額装を依頼し、搬入のあと飾りつけして最後は搬出までお願いする。
それから約30分でY家に到着。
家屋のお祓いだが「ここに来てからいい事がない」と言われるが、各部屋なにも問題点はない。
その後の墓経でハッキリと原因がわかった。
昔からある墓所は、墓を建てる下には土葬で眠っている霊が居続けていることが多い。
墓を建てるときには僧侶や神官がお祓いをするものだが、残念ながらその力が不足していたのであろう。
早く言えば、ビジネス感覚でのお祓いは効き目がないのだ。
お経が終わると高速に入り一路大分。
寝不足の目をこすり寺に帰ると「最近他寺で葬儀をしたのですが」という親子が来られた。
その途中にアポありの熊本と東京のお客さんが来られ、話もそこそこ通夜に出かける。
その後の会食で、私の性格や考えを忠告してくれる方がいたのだが、私の心に響かなかったのは疲れのせいか・・・。