早朝に特急電車から新幹線と乗り継ぎ、新大阪から守口市にたどり着く。法事の後は納骨。車で30分ほど走り、大型の市営墓地に到着。桜並木が続く公園墓地だ。
 無事納骨が終わり帰りかけた時、なんとも珍しい墓があるではないか。こよなく魚釣りを愛したのだろう墓標が鯛なのだ。その周りは色付きの波を模り、左側にはリール付の釣竿とタモがあるのだが全て御影石でできている。
 書かれている文章がさすが関西人「みんな元気で頑張ってまっか 今日はおおきに すんませんなぁ」故人が偲ばれる言葉だ。
 施主と帰りの車中「跡継ぎが釣り嫌いだったら・・・」問題はいろいろあるが、その時はそのとき。