お相撲さんが電車に乗ってたんですが、座ってる席が問題。
優先席なんですが体格柄1.5人分の幅をお取りになってる。
しかも携帯にブルートゥースで何かに夢中、前には杖を付いたご老人がおられますが何処吹く風
足腰鍛えなくていいんですかね?




ところで

なおとは仕事相手先の秘書さんをしていて帰国子女で外資系だったんで通訳兼務で英語もペラペラ、少し気の強そうな感じもしたけど芸能人でいうと吉高由里子を彷彿とさせる感じ
でもこちらは仕事先の単なる担当でとてもお近付きになれる間柄じゃなかった

でもなおの会社との会議はしょっちゅう開かれてるんで何度となく会うことは出来たし立ち話も出来たからそれで満足はしてた

しばらく定例の会議の開催が続き、どちらかともなく懇親会をしましょうという話しが自然に出てきた。

ボクは音頭をとって彼女の会社とウチ、それとよく仕事上絡む別の会社の三つで旗揚げすることにした。

最初の飲み会は五、六人だったかなあ、仕事の話や悩み事など他愛もない話で酒で憂さ晴らしするような会だった。

なおは直接の仕事相手の直接の担当じゃなかったけどボクがぜひ連れてきてと相手先に言ったら欠かさず参加してくれた、また海外事情や会社の内情も話してくれたんで次の仕事の時はこうしよう、ああしようとヒントをくれる人でもありました

3つの会社で幹事を持ち回りましょうということで何回目かのある会で次はボクが幹事をやることになった。

まあ、1ヶ月に1回だからと呑気に構えていて徐々に参加者が増えて行ってることにそれ程注意もしてなかったんだけどとある日仕事でなおの会社に行った時の帰りに、担当の女性部長さんに挨拶して帰ろうとしたら

「さすらいさん!あなた皆で楽しいことしてるらしいですね!あたしがお酒好きなの知って誘わないんですか!!」
とキリリとした視線を投げてくる。

ボクはうひゃーと思い
「そんなことありませんよお、次は是非お越し下さい」
というと部長はニッコリ笑って
「是非参加させてもらいますね」との事
これが後々大袈裟になっていくんだけどそれは置いといて。。。


部長さんは向こうの社内にも声掛けたみたいで参加者は一気に20人を超える事態に!
「えーっ、これ俺が仕切るんかよお」
と思いながらそこはお祭り精神で仕切るネタをアレコレ考えて会に臨んだ


当時MCで一流と言えば島田紳助で宴会中彼の持ちネタを散りばめながら会を進行させていた。
会は今までになく笑いや雑談で盛り上がったのを覚えてる

ボクがふっと息抜きに座り込むとなおがビール片手に
「凄く盛り上がってますね、さすがさすらいさん」
と言ってお酌をしてくれた。

ボクは嬉しいやら恥ずかしいやらで
「皆さんが楽しんでくれればそれでいいんですよー」
と返した


その後、一次会は散開となり有志で二次会のカラオケに行くことになった
その時も紳助ノリで会を盛り上げ最初の人が曲をかけたんで「やれやれ」と座り込んだ時、突然誰かが体当たりするようにボクにガーンとぶつかってきた。

ボクは半分「なんだよ!酔っぱらいが!!」
と思って振り向くとなおがニッコリ笑って
「何歌うの?」
と聞いてくる!
この瞬間ボクは確信した!
「これは口説ける大丈夫!」ってね(^^)


~つづく~