3月5日、ホームにしてる渓流が解禁したので、ランチのお出かけついでに昼から釣りする事にしました。

解禁初日の渓流の朝って大嫌いなんです。

何故なら、釣り人がいっぱいで、皆さま誰よりも釣りたく、我先にポイントを押さえる為に殺気立ち、人間の本性が出まくる様を見るに耐えなくて。

だからいつも昼過ぎから釣りします。別に朝一から釣りしなくても、ミノーでの放流魚の必殺の釣り方がありまして、釣り人に朝から蹂躙されようと、十二分に釣る事が出来るからです。

ぶっちゃけ、普通の餌師よりも釣ります。とりあえず第一候補の釣り場を覗くと、人が多すぎて無理そうなので、諦めました。

第二候補もダメで、第三候補のポイントに入りました。このポイントでちょっと遊んでから、頃合いを見て第二か第一ポイントに入るつもりです。

入って早々、岸際に赤い物がありました。近寄ると、アマゴの内蔵でした。

下衆な事するなぁ。






トビやカラスが食べるんかも知れないが、後から入った釣り人がこれを見るといい気持ちにはならないですね。

私も、この時期は成魚放流魚(20cm前後)を持ち帰りますが、こんな事はしないです。

本日の目標は20匹です。

この場所で数匹釣り、第二候補のポイントへ移動。

最初のポイントと、このポイントで2時間程で目標達成したので、さあ帰ろうと思い、釣り人あるあるの帰る前の最後の一投にドラマは起こりました。

なんかデカいの掛かった!!

実測34cm。堂々の尺上アマゴです。

この場所に住み、数々の釣り人の脅威から逃れ、立派に成長したんですね。

これを釣った場所は、朝から大勢の釣り人に叩かれまくっていた場所です。

これを釣った直ぐ上流でフライマンが釣りしていました。

直近ではそのフライマンが叩いた後に、挨拶してから入った場所でした。

まさかこんな場所にこんな大物が居てるとは思いませんでした。こんな事があるから釣りは面白いですね。

もちろん、このアマゴは敬意を込めてリリースです。もう釣り人に釣られないようにねって思いながら。

私の操るミノーは、生き餌を目指して操ってます。何故なら生き餌はあらゆる餌の中で最強だからです。ミノーを生き餌にするから餌釣りよりも、フライよりも釣れます。そしてスレにくいです。

だから大勢の釣り人に蹂躙された場所に昼から入っても釣れます。

持ち帰ったアマゴ達は、冷凍パックに2匹づつ小分けにして保存します。便利なおかずになります。ありがとう、アマゴさん。