アラカンえり、

5年くらい続いている、一文字日記。

筆跡を学ぶようになって、今までにないくらい

ゆっくり手帳に向かって書く、書く。




今年後半、ブログを思うように書けない時間が続いた。

止まっていたようにも見える時期もあったけれど、

振り返ってみると、私の周りにはいくつもの「旅立ち」があった。




前に進むというより、

見送り、整え、次の場所へ向かうための準備をしていた一年。

そんな時間だったように思う。




まず一つ目の「旅」は、姪のイギリス留学。

あんなに小さく、あどけなかった少女が成長し、

一国際人として新しい世界へ向かって旅立つ姿は、不安と期待が入り混じり、

とても眩しく感じ、旅立つ本人だけでなく、見送る側もまた、

心のどこかで一緒に旅をしている。そんな感覚を久しぶりに味わった。




二つ目の旅は、義母の人生の旅立ち。義母は、今月87歳で他界。

下町育ちの大工の娘で、頑固だけれど小さなことにこだわらない、

気丈でさっぱりとした人だった。




「旅立ち」という言葉は、別れの寂しさだけでなく、

人生をきちんと歩き切った人への敬意を含んでいる気がする。

納骨までの準備を進める時間は、

私自身の心を整えるための、静かな旅でもあった。




三つ目は、仕事の旅。

現在の仕事が向こう五年の契約となり、生活の見通しが立った。

大きな変化ではないが、安心して歩き続けられる道が見えたことは、

私にとって大切なこと。

旅は、どこかへ行くことだけではなく、

「続ける」こともまた、一つの旅なのだと感じている。




そして最後は、これからの五年に向けた、小さな副業準備の旅。

前半始めた事がきっかけで、消しゴムはんこや、文字を書くこと、

日記や手帳、手紙を書く時間。昔から好きだったこれらを、

無理のない形で大切にしていきたいと思うようになった。




すぐに形になるわけではないが、

はんこを押す音、紙に触れる感触、

そんな静かな時間に寄り添うものを、

これから少しずつ作っていけたらと思う。




今年は、前に出るよりも、見送り、整え、準備する旅が多い一年だった。

どの旅も無駄ではなく、きっと次の一歩につながっている。

今は、そう思える。


また、このブログも、自分のペースで、少しずつ続けていこう。

皆様、どうぞ良いお年を。