ほとんど、今日一日で読んでしまった。
どの視点から読んでも面白い。
上智大学進学後、ビルマ避難民問題研究中に、難病(自己免疫疾患)発病し医療難民となり、
医療福祉制度と向き合い、一人暮らしを始めるまでが描かれている。

困ってるひと/大野 更紗
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文末にはこう記されている、
「難ばかりの今日も。」
「今日も、みんなが、絶賛生存中。」

この本の中でいくとかキーワードが出てくる。
これが、この物語に笑いを与えてくれる。
「大難病リーグ養成ギプス、おしり大虐事件、N・M・I」などである。


医療系だと
「自己免疫疾患、難病、特定疾患、生検、筋電図、MRI、プレドニン」など


手帳関係については、
「実際の申請の大変さ、自治体ごとの違い」など

また、「医療制度や病院経営」なども分かりやすく簡単に書かれている。


支援の難しさ、支援の依存など、今回の震災に対する問題にも大きく通じる視点が書かれている。

著者は、教科書もマニュアルもない、24時間365日ギリギリ崖っぷちの「道」を歩んでいる。


自分も、自分にできる「道」を歩んでいる。いくつかの選択肢の中から選びたい方向はある。
あとは、そのをどう実現するか?その方法を考えなければ。



今まで、医療福祉系のノンフィクションは幾つか読んできた。
幾つか紹介したいと思います。

言語聴覚士である、平澤先生の実際のお話です。
PT学生時代に読みました。
リハ関係を志す方には、是非ご覧いただきたいです。
幸運にも、先月少しお話させていただきました。凄く、暖かくおおらかな先生でした。
失語症者、言語聴覚士になる―ことばを失った人は何を求めているのか/平沢 哲哉
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こちらは、医師である山田規敏子先生の実際のお話です。
やはり、PT学生時代に読みました。
医師として勤務しているときに、脳梗塞、脳出血を発症し
高次脳機能障害となり、その後リハビリを行い、リハビリ医として
勤務されております。
医師の立場として、高次脳機能障害を当事者として報告している
貴重な書籍だと思います。

壊れた脳 生存する知/山田 規畝子
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筋ジストロフィーという難病の、鹿野清明さんとボランティアの方々の
お話です。フリーライターの渡辺一史さんが、その物語をつづっております。
筋ジストロフィーの方の日常、生きていくために必要なボランティア、
日本の福祉制度の事など描かれております。


こんな夜更けにバナナかよ/渡辺 一史
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医療を志す方には、特におススメです。

残念ながら、このような方々と社会、地域において接する機会がほとんどないのが
現状だと思います。

今回の震災において、このような社会的に弱い方は、いわゆる健常者と比べて約2倍
亡くなられているようです。

まだまだ、多くの方が社会に認知されず生きている事でしょう。

地域において、病気や障がいに関係なく共存できる社会を作っていきたいです。