朝晩が急に冷え込んだ10月初め、ふらりと旅に出たくなったので乗り鉄を楽しむことにしました。
平日ですが、仕事はこの日はローテーション通りの休みなので心配ありません。
いつもの駅から職場とは反対方向へ向かう列車に乗ります。
京阪電鉄の全車座席指定列車『ライナー』に乗り、混雑とは無縁の快適な車内で大阪淀屋橋まで300円を払って、朝ラッシュの前面展望を楽しみます。
淀屋橋からは大阪メトロに乗り継ぎ、JR大阪駅へ。
ホームに上がると既に次に乗る高山行の特急『ひだ25号』が据え付けられていました。
好きな車両だけにこの姿を見るとワクワクが止まらない40半ばのオジサンがホームを、列車のお尻から頭までウロウロします。
もうすぐなくなるなんて思いたくもありませんが、乗れる時に乗って、撮れる時に撮っておきます。
この列車はホーム入線から出発まであまり時間的な余裕がありません。早めに乗り込みましょう。
と言っている側から、もう一枚。
今日乗った車両はこれ、キハ85-1103。元はキハ85-103として平成2年に誕生し、
車内の一部をバリアフリー化改造をして1000番台プラスされています。
座席は指定席の3号車1番B席。
本来はCD席のどちらかが遮る物も少なくて良いのですが、近年、大きな装置が座席前の運転室内に取り付けられて、少し首を伸ばさないと見難いようになってしまいました。
ということで、運転手さんの動きと展望の景色をそれなりにマニアが楽しめる座席です。
最初は馬力の強いエンジンも快調に走り始めたのですが、京都手前で先行列車が遅れていた関係でノロノロ走り、やがてはズルズルと4分程遅れ、その後は先行列車を途中と追い抜くと勢いを取り戻しますが、やや遅れ気味で走ります。
JR西日本とJR東海の境界駅の米原で下車し、遅れていたせいもあって、乗務員が交代した後、直ぐに発車して行きました。
大阪から米原まで、あっという間の約1時間15分の架線下を走る気動車キハ85系の旅でした。
この後は、近江鉄道を乗り鉄します。