北近畿タンゴ鉄道 丹後あかまつ号に乗ってみた。1 | 臨時急行「だいご」の乗務日誌

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只今絶賛不定期運行中です。

2015年3月某日
ひと段落ついたので仕事をサボり、平日に家族を連れて、4月より運営がピンクのバス会社のグループ会社に移されるのを前に北近畿タンゴ鉄道に乗りに行って来ました。


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JR西日本の舞鶴線、小浜線と接続する西舞鶴からスタートです。
KTRのマークももうすぐ見納めですので、記念に撮っておきます。

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今回乗るのはこの列車『丹後あかまつ1号』です。
この観光列車は丹後半島をぐるりと回り豊岡まで行きますが、天橋立までの乗車です。
10:22の発車ですが、10時過ぎには入線を終えていました。

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『あかまつ』号のロゴマーク
扉上の北近畿タンゴ鉄道の文字も4月以降はピンクの会社名に変わってしまうのかな?と、いらぬ心配をしてしまいます。

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こちらは車体側面に大きく描かれたロゴ。
小豆色に金文字で、お洒落な感じです。


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2227D『丹後あかまつ1号』は観光列車ですが、小豆色の『あかまつ』号は定員制で、予め乗車整理券(310円)が必要ですが、この列車自体が普通列車として運転されているので、乗車整理券を持たない乗客は『あかまつ』号に合わせてリニューアルされた一般車への乗車となります。

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北近畿タンゴ鉄道の西舞鶴駅は1面1線でホームをJR側とちょうど半分ずつに仕切られています。
これから乗る北近畿タンゴ鉄道はその昔、JR西日本 宮津線で廃線の危機を迎えましたが、京都府が第三セクターとして譲り受け、今日に至っています。
というわけで、このような簡単に仕切るだけの簡素な造りとなっていますが、昔は同じ鉄道会社のに何だかせつないです。

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さて、一般車の扉付近ですが、ロゴマークは『あかまつ』号の『松』に対抗して、こちらは丹後の『丹』ですが、デザインは一緒で統一されています。

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乗降扉は1両に2ヶ所ありますが、進行方向前側の扉のみ開きます。
平成元年生まれのこの車両。元は普通列車用の車両でしたが、観光列車として見事に生まれ変わりました。
栃木県宇都宮の富士重工で作られましたが、今でも鉄道車両を作ってたかな?

さて、話が長くなりましたが、乗り込むことにしましょう。

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10:22 定刻に西舞鶴を発車。
車両後方に陣取り、右に見えるのは天下のJR西日本 舞鶴線の線路です。


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振り返って、車内を見てみます。
木をふんだんに使った造りで、明るい色調なっています。
このような内装をどこかでみかけたことはありませんか?
勘の鋭い人ならもうおわかりですね。
JR九州の観光列車や豪華列車『ななつ星』を手がけた、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏の作品なんです。
木は見た目だけでなく、肌触りも良いですね。

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ベンチタイプのシートも設置され、シートのクッションも柔らか過ぎず硬すぎずで、ちょうど良いです。
息子はこの席がお気に入りのようでした。

先ほども述べたように、この『丹後あかまつ』号は定員制なので座席の指定はなく、空いていればどこに座っても構いません。
ですので、乗り合わせた皆さんは、思い思いの場所で過ごしていました。

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早速、車内にあるカウンターでアテンダントさんに暖かいコーヒーを頼み、乗り心地と車窓を楽しむことにします。
砂糖とミルクの入った袋を綴じてあるモールがカワイイですね。

この日は定員35名(だったかな?)に対し、西舞鶴からは乳児の息子を除いて7名の乗車でしたが、その分、あちこちと移動してはそれぞれの座席の座り心地や眺めを楽しむことができ、連れて行った家族もご満悦の様子でした。

列車はゆっくりと丹後半島を進んで行きます。


ということで、続きはまた今度。

ほなね。