こんばんは、メンタリストDaiGoです。
今日は少し変わったお話をします。

今日のテーマは、

心を読む文章の書き方とは?


ちょっと待って、文章が心を読むってどういうこと?
あなたはそう思ったかもしれません。

そう、まさに今したことが、
文章で心を読むということなのです。笑



正確に言えば、
心を読む文章というのは、

文章を読んだ時の相手のリアクションを想定しながら、
文章を書くということです。

これを意識すると、
まるで隣りに座って、語りかけるかのような
読み手との心理的な距離の近い文章が書けるようになります。


つまり、相手を動かしやすくなるわけです。


書き方は簡単です。
わずか3ステップでできます。


1.さっと文章を一度書く。

2.行間に読み手のリアクションを書き込む。

3.リアクションを取りやすい文章に手直しする。



こうすると、自然と読み手を引き込む、
ヒトを動かす文章になります。


ちょっとやってみましょう。




STEP1:
まずはさっと文章を書きます。


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文章を使って人を動かすことが出来る方法をご紹介します。
会話では、相手は、あなたの身振り手振り、声のトーン、服装や表情など、
様々な要素を観察して、あなたのイメージを作ります。
これらの要素を全てコントロールするのは至難の業です。

しかし、文章では、あなたのイメージをコントロールすることは簡単です。
相手には文章に書かれたこと以外の余計な情報が与えられませんから、
あなたは、見られたくない部分は見せずに、見せたい部分だけを見せることができるからです。
また、文章の場合は、何度も見直し、書きなおすことができるので、
自分の思い通りの印象を、相手に与えやすいのです。
========================

どうせあとで直しますので、
綺麗に書く必要はありません。
慣れるまでは箇条書きでもいいですよ。




STEP2:文章にリアクションを書き込みます。



あまり難しく考えずに、
単に感想やツッコミを入れるだけで構いません。

批判的な読み手に読ませたいなら、批判的なリアクションを、
肯定的な読み手に読ませたいなら、肯定的なリアクションを入れるとよいでしょう。

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文章を使って人を動かすことが出来る方法をご紹介します。
(いやいや無理だろそんなこと)

会話では、相手は、あなたの身振り手振り、声のトーン、服装や表情など、
様々な要素を観察して、あなたのイメージを作ります。
(たしかにそうだけど、文章は技術がいるだろ)

これらの要素を全てコントロールするのは至難の業です。
(役者でもなければ出来ないけど、そこまでする必要ある?)

しかし、文章では、あなたのイメージをコントロールすることは簡単です。
(は?文章のほうが難しいでしょ、オレは文章苦手だし。)

相手には文章に書かれたこと以外の余計な情報が与えられませんから、
あなたは、見られたくない部分は見せずに、見せたい部分だけを見せることができるからです。
(たしかにそうだな・・・・)

また、文章の場合は、何度も見直し、書きなおすことができるので、
自分の思い通りの印象を、相手に与えやすいのです。
(確かに!失言とかボロが出たりはしないな!失敗しないから緊張とかすることもないし。)
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STEP3:リアクションの取りやすい文章に直します。

リアクションが取りやすい、というとわかりづらいですが、
要するに先ほど書いた、行間のリアクションを文書に取り込んでしまえばいいのです。

例えば、

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文章を使って人を動かすことが出来る方法をご紹介します。
(いやいや無理だろそんなこと)
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この批判的なリアクションもあえて取り込みます。

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「文章を使ってヒトを操ることができる」
私がこんなことを言ったら、あなたは、
「無理だ、そんなことできるはずがない」と言うかもしれません。
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このようにします。
するとどうでしょうか。

読み手のリアクションを読んで、
それを文章に取り込むことによって、

ストレートに伝えたいことだけを伝えるよりも、
批判的なヒトが抵抗を感じづらい文章になっています。


このようにリアクションをとりこみつつ、
例文を直すとこんな感じになります。


========================
「文章を使ってヒトを操ることができる」

・・・私がこんなことを言ったら、
あなたは「無理だ、そんなことできるはずがない」と言うかもしれません。

確かに、あなたはいきなり文章を書くなんて、
めんどうだし難しいと思うかもしれません。

しかし、
実は会話で、あなたが思った通りに人を動かすのはもっと難しいのです。



というのも、
会話では、相手は、あなたの身振り手振り、声のトーン、服装や表情など、
様々な要素を観察して、あなたのイメージを作ります。

あなたが、一流の役者であれば話は別ですが、
演技については素人の私やあなたに、
これらの要素を全てコントロールするのは至難の業です。


しかし、文章は違います。
あなたは簡単に、思い通りのイメージを相手に与えることが出来ます。


しかも、難しい技術は必要ありません。
なぜなら、もともと文章が持っている性質を利用するからです。

その性質というのは、
「書くことを選べること」
「書きなおすことができること
の2つです。

相手には文章に書かれたこと以外の余計な情報が与えられませんから、
あなたは、見られたくない部分は見せずに、見せたい部分だけを見せることができます。

たとえあなたが、前日飲み過ぎて、ひどい顔をしていても、
寝坊して寝ぐせがそのままの状態であったとしても、相手にはわかりません。笑

また、文章の場合は、何度も見直し、書きなおすことができます。

何度もチェックしたり、友人や同僚にチェックしてもらうこともできますから、
失敗することなく、自分の思い通りの印象を与え、相手を動かすことができるというわけです。

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いかがでしょうか?
最初の文章とずいぶん印象が違うとは思いませんか?

また、この文章術のいいところは、

・内容がより具体的になること
・簡単に文章のボリュームが増やせる

こともあります。

慣れれば簡単にできるので、
是非試してみてください。




追伸:
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
長文おつかれさまでした。笑

あなたに伝えたいことがありすぎて、
どうも文章術の記事は長くなっていけませんね・・・
本も、最初は字数オーバーしまくりでした。笑

実は「人を操る禁断の文章術」でも、
伝えたいことが多すぎて、泣く泣くカットした部分が多いのです。

情報を詰め込むのはほんとうに簡単で、
難しい本を作るのはもっと簡単です。

しかし、そういった本は、意外と使いにくく、
読んだ直後の満足感以外になにも残らないことが多いです。

そこで「人を操る禁断の文章術」では、
とにかく、最速・最小の労力で、
あなたに、人を動かす文章をかけるようになってもらうことを目的にしました。



泣く泣く、本当に泣く泣く、
大胆にテクニックを絞ることで



2~3時間でさっと読めて、
あなたがすぐに文章を書けるようにしました。




しかし、私からあなたへ、
この本にかける思いを綴った、まえがきだけはどうしても削れませんでした。


そのため、まえがきだけで、
15ページもあります。笑


私からの手紙だと思って読んでもらえれば幸いです。




追追伸:

未だに在庫が足りない状態が続いていて、
本当に申し訳ないのですが、
大急ぎで印刷していますので、もう少しだけお待ちください。

書店で取り寄せていただくか、
amazonなら手に入るかもしれません。



あなたの感想をお待ちしています!
感想をレビュー欄にいただけれると嬉しいです。

その際は、ぜひ文章術を使ってみてください!笑

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