こんばんは、メンタリストDaiGoです。

三船美佳・高橋ジョージ夫妻の離婚訴訟が話題になっていますね。

お二人の場合はどうなのかはわかりませんが、
一般的な離婚問題について、
男女脳の観点から見ると、面白いことが見えてきます。

大抵の場合、
離婚の際には男女の言い分が食い違うことが多いですね。

例えば、
旦那さんは「幸せな家庭で不満なんてなかったはず。」と言い、
奥さんは「耐えられないほど辛く苦しい結婚生活だった。」と言う。

まぁよくあるパターンですが、
どちらかが嘘をついているのでしょうか?

実は、どちらも嘘はついていませんが、
どちらも事実を性格に述べているわけではありません。
男女ともに自分から見た事実を述べているにすぎません。


というのも、基本的に男女の脳では、



過去に対する考え方に違いがあるからです。



簡単に言ってしまえば、

・男性「過去はいいこと以外は忘れる」
・女性「過去は全て現在進行形」

こういった違いがあります。

男性には「良い夫婦」「意外とうまくいっている」という
自分にとって都合のいい記憶だけが蓄積されていきます。
奥さんと大げんかしたり、約束を破ったり、泣かせたりした記憶は薄れていくわけです。


一方、

女性には、過去というものはありません。
全て現在につながっている、現在進行形なんです。

ですから、
旦那さんが約束を破った時に、
過去に旦那さんが約束を破った時のことを鮮明に思い出し、
「いつも私との約束をないがしろにしている」
と感じてしまうのです。
そして、いくつもの夫に対する不満が、
同時進行で増加していくわけですね。

この同時進行というのがやっかいなところで、
男性が部分的に過去の出来事を謝っても、
なかなか女性は聞き入れてくれません。

女性がなかなか聞き入れてくれないのは、
現在進行形でつながっている一連の出来事のほんの一部分にしか、
男性が目を向けていないように感じる。

つまり、表面的に謝っているようにみえるので、
なかなか許してもらえないわけです。


女性がいきなり離婚を告げる理由とは?



いきなり、女性が別れを告げるというのはよくあるケースです。
正確に言えば、男性にとってはいきなり別れる決断をしたように感じられるケースです。

なぜ、男性が「いきなり別れを告げられた」ように感じるかというと、

別れを考えはじめた女性の
「二人の関係がこのままだと壊れてしまうよ」という警告に
基本的は男性は気づかないためです。

そう、別れを告げられる随分前から、
女性は警告を発しているのです。




長く連れ添った夫婦・カップルほど危ない




男は「釣った魚に餌はやらない」とも言われます。

実際に、男性は恋愛初期は相手のことをじっくり観察してものにしようとします。
しかし、長く付き合えば付き合うほど、相手の事を見なくなります。

すると、度重なる女性の警告を見過ごし、
女性に別れましょうと言われて驚くわけですね。
「昨日までなんともなく、うまくやってきたじゃないか!」

・・・いいえ、そんあことはありません。
毎日発し続けた警告を無視することで、
積み重なった離婚への決意は、まるで要塞のごとく確固たるものになってしまったのです。

こうなったときの女性の決心がなかなか変わらないことは、
あなたもよくご存知でしょう。


円満な夫婦生活のためには、
お互いを理解するだけでなく、
男女の脳の違いを理解することも重要なのかもしれませんね。




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