こんにちは、メンタリストのDaiGoです。
今日は誘惑についてお話したいと思います。


あなたは誘惑に強い方ですか?弱い方ですか?
私はかなり弱い方でした。


特に、やるべきことが多く、仕事に追われている時ほど、
なぜか普段はなんとも思わないような、ほんの小さな誘惑に足を取られ、
貴重な時間を無駄にしたり、チャンスを逃したりしていました。


なぜヒトは、忙しい時ほど、やらなければいけないことが山ほどあるときほど、
誘惑に負けやすくなるのでしょうか。


実は、心理学者たちはすでに答えを見つけているのです。


意志の弱さが原因?

生まれ持った才能が原因?

受けた教育が原因?


いいえ、実は、


あなたが誘惑に負けてしまうのは、
ストレスが原因なのです。



研究によれば、ヒトはストレスを受けると、
どうにかしてそれを解消しようとします。

自分の好きなコトや、我慢していることを求め、
心をリラックスさせようとするのです。

そう、誘惑に弱くなるということです。

大きなストレスを抱えているヒトほど、
誘惑に弱く、ちょっとした事でも大げさに感じやすいということがわかっています。

ですから、



誘惑へ負け、自分を責めれば責めるほど、
ストレスがたまり、
どんどん誘惑に負けやすくなっていってしまうのです。


ではどうすればいいのか、

誘惑に強くなる方法をご紹介しましょう。

主に方法は2つ。


▶運動すること


運動は言わずもがなですが、運動がいい、と改めて言うと、
「そんなことは知っている」「もっとメンタリストらしいことを書け」
と言う方が必ずいらっしゃいますが、私は何度でも書きますよ。笑

運動が大事と知っている人の中で、一体何%の人が実際に生活に運動を取り入れているでしょうか。

おそらく一桁%ぐらいしかいないのではないでしょうか。

抗鬱剤を1回投与するのと同じぐらい、運動には心を落ち着かせる作用があると言われるくらいですから、
他にも色々な方法論はありますが、運動が最もシンプルで効果的だと私は考えます。

ちなみに運動と言っても、
ストレス解消が目的であれば、5分程度散歩をするだけでも効果があるので、
ぜひ習慣にしてみましょう。

緑がある場所で日光に当たればさらに効果的です。


▶ストレスがないひと”であるかのように”振る舞うこと

実は、人間というのは感情が湧き上がってから行動するというよりも、
行動していることを脳が認知して、感情を作り出していのではないか、という説があります。

つまり、怖いから逃げるのではなく、逃げるから怖さを感じる。という考え方です。

ハートフォードシャー大学のRichard Wiseman教授によると、
as if (であるかのように)振る舞うことで、自分の感情をコントロールできるそうです。

ストレスを感じたとき、ストレスを感じている時に取りそうな行動を、
自分がリラックスをしている時に取る行動に変えてみてください。

ストレスを感じたら、鏡を取り出し、笑顔を作ってみる。
ストレスを感じたら、嬉しそうにストレスを感じた出来事を友人に話してみる。
ストレスを感じたら、嬉しい顔文字いっぱいのツイートをする。
ストレスを感じたら、帰り道でスキップしてみる。通報されない程度に。

あなたのストレスとのつきあいかたが変わり、
以前よりも誘惑に強くなったことがわかるでしょう。


ぜひ、試してみてください。


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それではまた。


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