こんばんは、メンタリストDaiGoです。

本日は、日テレ「ありえない商品 売れる?売れない?」に出演でした。

皆さんの売れる、売れない予想は当たりましたか?

こういったことを正確に予想するのは、なかなか難しいですね。
今回の番組では非常に特殊な状況が多かったので、
楽しいだけでなく、個人的にも勉強になりました。

一般的な状況では、


「買う」という選択をさせるには、
様々なマーケティングデータや、心理効果を利用すれば、
かなり購買率をコントロールことができると言われています。


例えば、AとBという商品があったとします。
AよりBの方が高価な商品だとします。

このような2択を見込み客(買う可能性がある客)提示した場合は、
購入者の70%の人が安い商品Aを選択すると言われています。


2択だと人間は
純粋に安い方を選びやすいということですね。


では、どうすれば高い商品Bの方を買わせることができるでしょうか?

この方法は簡単で、
高い商品Bを売るには、更に高い商品Cを用意すればいいのです。

このように選択肢を設定すると、
安いA、高いBのどちらを選択するかという判断ではなく、
安いA、普通のB、高いCのどれを選択するかという判断をすることになるのです。

3択ではAがより安っぽく感じられ、普通のBを選択しやすくなるのです。


これは
「ゴルディロックス効果 」と呼ばれる心理効果です。


売りたい商品がある場合は、
より安い商品、より高い商品を用意し、3択で提示すれば、
あなたが狙った商品を買ってもらいやすくなるのです。

さらに、

3択の理想的な価格設定は、
A:B:C = 3:4:6

が良いと言われています。

例えば、レストランなら、

Aコース 3000円
Bコース 4000円
Cコース 6000円

となります。
どうでしょうか?
こうなると、とりあえずBにしておこうかな?

と思ってしまいますよね。


人は思った以上に、選択肢や状況に影響を受け、
購買を決定しているのです。


あなたが買い物するとき、あるいは販売をする時、
このゴルディロックス効果を少し考えてみてください。
色々な学びがあるはずです。




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