呉服屋=古着屋さん? | 浅草 大菊ブログ

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 観音裏(裏浅草)の呉服屋三代目ブログ

こんにちは、浅草の呉服・貸衣裳「大菊」です。

 

「着物きないので引き取ってもらえませんか?」

 

これは呉服屋あるあるの問い合わせです。

僕も働き始めてから何回も聞かれていますし、

周りのお店でもお客様から尋ねられています。

 

ところで、例えば洋服屋さんで買って着たものを古着屋でない個人店に同じようにお願いすることってあるかといえば、ないですよね?

 

着物の古着は呉服屋に相談できて、

洋服の古着は洋服屋に相談できない理由は何か、

僕なりに考えてみると

 

①他に持っていくあてがない

②業者よりも呉服屋のほうが何だかよい

③着物の相談は何でも呉服屋と相場が決まっている

 

総じてご家族や親戚のかたの着物を捨てるのはしのびなく、専門店にお任せすれば解決できるという気持ちがあるのかなと思います。

 

稀に買い取りを希望される方もいらっしゃいますが、古物商の資格がないと買い取りはできません。

※僕は資格がないので買い取れないです


ところで、ここで大切なのは③で、着物についてのご相談は呉服屋にする、で正解なのです。


ほとんどの呉服店でお客様の着物の引き取りはしていないと思いますが、代わりにどう活かせるかのご提案ができます。


例えば、お持ちのお着物の中からお子様の晴れ着に使えるものがあるかもしれません。

呉服屋と話しているうちに、着物を着てくれそうな方を思い出すかもしれません。

 着物は着るけれど、譲られた着物は好みに合わないという方にはリメイクのご提案もできます。


 

古着屋さんに引き取ってもらうことはいつでも出来るので、

まずは呉服屋さんと相談して残すもの、加工するもの、処分するものと分けてみてはどうでしょう。

 

世代を越えて長く着られることは着物の魅力の一つなので、よくお考えいただければと思います。

 

そういった相談に乗ることも呉服屋の仕事ですので、お気軽にご相談ください。

 

なお、残したりせず処分したいという場合には着物リサイクル専門店にご相談されることをおすすめします。