埼玉西武ファンとなってから初めての仙台での観戦。

 というのも、楽天初年度の田尾監督時に一度だけ観戦に訪れたことがあった。そのときは、確かゴールデンウィークで、楽天が大型連敗をしていた。

 当時は、阪神ファンだったため、パリーグのことはよく知らず、だけれども新球団設立初年度は行っておく価値はある。それに、中日時代からファンだった、田尾安志さんが監督となればなおさらということで、友達にチケット手配は頼んで、やってきた。あの頃生まれた、お土産の田尾監督のタオルを掛け布団代わりに寝ていた子供とは、週末になると、プロ野球の話題で盛り上がっている。

 あのとき、西武の先発は、松坂大輔だった。そして、なんと楽天の大型連敗はその試合で途切れた。

 当時、もし西武ファンだったら、とても悔しい想いをしたであろう。

 そして、10年以上の時を経て、西武ファンとして訪れた、楽天Koboスタジアム宮城。

 この日は、小雨で肌寒い中、行われた。

 1週間前の西武プリ観戦時に、初回に大崩れした十亀が序盤で失点を重ねた。ライト線際に打たれ続けたので、ライトの坂田にもう少しライン際に守れば、と思うと、また、ライト線へ打たれるという感じだった。ま、これは、結果論にしかならないが。

 続く岡本洋介も大炎上で、次から次へと楽天のヒットが続いた。

 もう試合はあきらめるしかないほどに点差が開き、ライオンズのスタメン選手たちが、次々と交代していった。応援団も、銀仁朗に「ホームラン」と応援したりで、やけくそ気味だった。

 そんな中、鬼崎の久々のホームランが飛び出した。

 ライト側の盛り上がりポイントは、ここと、オコエの途中出場くらいしかなかった。

 帰り道、10年以上前の最初の観戦時では、楽天の大型連敗阻止、そして、この日も、楽天の大勝であり、西武ファンとしては、来ない方がよいのかと考えてしまった。

 また今度仙台に来るときは、西武の勝利を見てみたい。