●「当局は我々の要求に対し、一向に回答する意思がない、回答日を明示すべし!」威勢の
いい学生が、窓口に来た。「ハア?」「当局」って何?よくわからず。「どちら様?」と
尋ねると「全学学生自治会書記長●●」。小柄で細い体形だが声だけは大きい。面倒なので
先輩職員に「書記長が来てますよ。回答がどうのこうのと言ってます。どうしますか?」
「対応しといて」え~っ!!
●学生組織についても引継ぎがないため、どの位置にある組織かも不明。どう対応すればいい
のか…。困った挙句「回答の意思はあるが、もう少し時間がかかる」と言ってしまった。
言ってから、まずい!と思った。案の定「回答するということですね!後日連絡ください」
●声の大きい書記長が、去った後、理事会(当局は理事会らしい)に出された要求書のコピー
を見せてもらった。内容が、到底まともに回答ができるものではない。「学費の引き下げ」
「学生大会開催時間の保証」「昼休み時間の延長」などなど何項目かはあったが、こんな
ことを学生が要求するものなのか?
●先輩職員は「毎年同じ要求だから。回答はいつも遅らせて、理事会は慎重に検討したこと
にするんだ。そして、回答はお決まりの【今後の検討課題とする】。彼らも回答内容は分
かっている。理事会に要求したこと自体が活動上の自己評価になる。」ひょっとして、学
生自治会と理事会のお決まりごと?春の一大行事?承知の上でのパフォーマンス!
●組織間には「流れ」が存在するとのこと。「逆流」せず順調に流れるように調整すること
が、職員の重要な役割の一つとのこと。
「お決まり事」はこの先も多々ありそうな気がしてきた。
もう一つの担当が、学生の個別相談対応とのこと。全員が担当する仕事だがケースによって
は、非常にやっかいなことがあるようで、ノウハウというのも存在せず、どうなったことか
次回のブログで…