衝撃的な『花』MV | 岡山に住んでない岡山人のブログ(ほぼ藤井風くん)

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基本的に藤井風ファン。周囲に風民がおらんので、こけぇ書いてしゃべった気になるためのやつ。

どうも。



『花』のMVが昨夜公開されましたね。


とにかく衝撃だった。
色んな意味で。


ものすごく楽しみにして30分前から
テレビとスマホの両方で待機していた。

9時になり
かわいらしいカウントダウンが流れて…。

MVが始まってすぐ、
タイトルが『花』なのに
あのロバがいたあたりの
荒涼とした大地から始まることに
意外性を感じて一気に惹き込まれた。

そこからの展開に……
唖然として見入っているうちに終わってしまった。






わたしは何を見たんだろうか。

あまりに美しい藤井風のビジュアルも
わたしにはかなりのインパクトだったが、
それよりも
いきなり冒頭から
乾いた大地の中で
笑顔で棺桶を引っ張る藤井風と
その引かれる棺桶の中で
色とりどりの花に埋もれながら歌う藤井風
というこちらの脳みその処理能力を
はるかに超える衝撃的な映像に心を奪われた。

その後、車で爆走したり
棺桶を引いていた風が遺影となって歌ったり
棺桶の中から立ち上がり
自ら祭壇に線香を手向け踊り始めたり…。



藤井風は生者でもあり死者でもあり、
弔う者でもあり弔われる者でもある。

乾いた大地で行われる葬祭は
華やかな衣装と炎の熱さを伴って
むしろ溢れんばかりの生命力に溢れた祭のようだった。

常識では相反するものが
このMVの中の世界では
少しの矛盾も孕まずに
絶妙なバランスで共存している。



何だこれ?



これが今の藤井風なのか。
次のフェーズに進んだのは
知っていたけれど。

突き抜けちゃってるな。
藤井風すげーな。

もちろんMESSさんはじめ、
このMVに関わった人すべてが
素晴らしいのだけれども。

どこまでが風くんのアイデアなのかも
現時点ではわからないのだけれど、
おそらく冒頭の
棺桶を引くシーンは
風くんのイメージなんじゃないだろうか。
『花』の楽曲のポップなイメージから
葬祭のアイデアをおもいつくとは。


『damn』であんなに藻掻いていた人は
一体どこへ行ってしまったんだろう?
『grace』で答えを見つけて
『花』でそれは揺るぎないものになった。


見せかけの自分と本当の自分、
自分と他人、
生と死、
なにもかもが同じ線上にあって
どちらが上でも下でもなく
全部を飲み込んで
この世界は回ってる。

自分は小さいけど
この世のすべてでもあるんだな。

いくら『わたしはあなた』だといっても
風くんの思考、思想がすべて
理解できるわけじゃない。
けどこのMVをみて感じたことが
風くんの核なんだろうな。




ちなみに
あまりに衝撃を受けすぎて
そのあと一度もリピできず
とにかく落ち着こうと
お風呂に入ってトリートメントと
湯上がりにパックまでしたんですけど
それでもどうしても見る気にならず…。
第一印象を噛み締めながら寝ました。

朝起きて悩んだけれど
なんとか一度見ました。
少し冷静に見られて、
細かく気になったところもあったけど
止めて拡大したり繰り返したりするきもちにはまだなれません。

ということでまだ2回しか見られていない人間の感想です。
変な事言っていたらごめんなさい。

では。

※なにせMV見られてないんで、スクショも公式さんのXからしかしてないんよ。
文章と合わんですいません。