こんばんは、大福です。
ddTN④-3 7日目。
副作用はないものの、昨日夕方からの寒気が朝まで続き、風邪ひいたとガッカリしてましたが、お昼前から寒気がなくなり、何とか回復しました!
私の体、頑張ってくれた

数日前から膀胱辺りの謎の痛みがありますが‥
炎症反応、高くなってるかなぁ。。
さて、国立がんセンターから、県別、病気別の生存率の発表があったようですね(違ってたらごめんなさい)。
いろんな病気のそれぞれの生存率があったのですが、なんと私が住んでる県の卵巣癌の生存率がものすごく良かったのです!
田舎なのでそんなにたくさんの病院はなく、私の通っている大学病院の役割が大きいんだと思います(病院名は出しませんが)。
初発の時はブログを読み漁ることも知らず、ネットも同じようなことしか書いてなくてあまり見ずに過ごしたのですが、いろいろ見て行くうちに、私が受けた治療はとても良かったんじゃないかと思うようになりました。
参考になればと思うので、思ったことを記録してみますね。あくまで私の場合、という事ですが。
・腹水からすぐに癌が見つかったので、すぐに診断が下り、どんどん検査が進んだこと。
・ポートをすぐに入れてくれたので、点滴がスムーズにできたこと。
・病院の方針としてdd(ドースデンス、パクリタキセルを毎週投与)を推奨していて、毎週通える人はこちらを標準としていること。
・手術のタイミングをきちんと見極めてくれたこと。
・あれだけ腹膜播種があったにも関わらず、手術で残存腫瘍ゼロにできたこと。
・傍大動脈リンパ節など、取れる範囲で最大限の手術をしてくれたこと。
・抗がん剤をトータル9クールしたこと。
・主治医が丁寧で慎重な性格なこと。
・カルボプラチンでアレルギーが出たけどプラチナ系を諦めずに、マイナーな(失礼!)ネダプラチンを使ったこと。
ドースデンスは絶対良いと思います。毎週通うので遠い人は無理かもしれないけど、副作用も時期が分散されるから酷く出ないし、トータルの投与量はかなり多くできます。
先生も毎週診察で大変だろうに、こちらにしてくれたこと、感謝です!
実際ドースデンスの方が、無造悪期間が伸びたことが証明されてるようですし、2年で再発することが多い中、3年近く無治療期間があったので、効果はあると思います。
そして、手術が上手だったと思います。
14時間くらいかかったけど、丁寧に取り除いてくれたようで、手術後の癒着での後遺症とかもなく、快調です。
「手術で取れるところは全部取りました」と言われましたが、逆を言えば「手術できない箇所はまだ残ってるだろう」とも取れます。
一番上の傍大動脈リンパ節にまで転移していたから、その上はまだ残っているだろうと先生は予測していたと思います。
実際再発したのは、その取りきれなかったところ。「手術した場所は再発してません」と言われました。なので手術は完璧だったと思います。
そして主治医の性格。
ほんの少しマーカーが上がった時点で再発を確信していました。そして言葉の端々に、慎重できちんとしていることが伝わってきます。
「このくらい大丈夫」と言うことはほとんどなく、きちんと見極めて対応してくれます。私も大雑把な人はダメなので安心して任せられます。
そして今回のアレルギー。多くの人は脱感作療法、または単剤にするようですが、脱感作は危険も伴い成果も低いことで勧められず。
パクリタキセルがよく効くにも関わらず、あまり使わないネダプラチンをしてくれたことも感謝ですね。入院することにブツブツ言ってしまって申し訳なかったなぁ。。
一回でも多くプラチナ系を使うことはとても有意義だと思います。マーカーが一桁なのに「再発が怖いから」と言って治療継続してくれてるのも主治医の慎重な先生のお陰でしょう。
家が病院から近いことも、経験豊富なベテラン先生に診てもらえてることも、とてもラッキーだったと思います。その上、生存率がめちゃ高いことを知り、やっぱり良い治療を受けられてるんだと確信しました。
さ、次はようやく5クール。
なかなか日が進まない。
二度目の寛解目指して頑張ろ。
読んで頂き、ありがとうございました。