こんな記事を見つけました。

まさに私が3月にかかった丹毒がこれ。

増えてると言えども全国で見るとそんなに多い症例ではない感じですが、とにかく危険なので、急な高熱、赤み、一部の痛みがあればすぐに大きな病院に行きましょう。

私も主治医がすぐに菌の検査をしてくれたので助かりましたが、それでも命の危険は言われてました。

以下、記事をコピーしたものです。






A群溶血性レンサ球菌(国立感染症研究所提供)
A群溶血性レンサ球菌(国立感染症研究所提供)
劇症型溶血性レンサ球菌感染症の患者数

 筋肉の組織を壊死(えし)させることから「人食いバクテリア」とも呼ばれる劇症型溶血性レンサ球菌感染症の患者が増えている。国立感染症研究所によると、今年の患者数は1999年の調査開始以来、初めて500人を超えた。発症すると数時間で重症化して死に至ることもあり、注意が必要だ。

 感染研によると、今年の患者数は10日までで525人。2013年は203人だったが、年々増加している。都道府県別では東京が66人と最も多く、神奈川40人、愛知32人、福岡31人、兵庫28人と続く。

 原因となるのは、主にA群溶血性レンサ球菌。子どもを中心に咽頭(いんとう)炎を起こすことで知られているが、一部が劇症型になる。患者の大半は30代以上で、特に高齢者に多い。持病がなくても発症する。傷口に菌が触れて感染すると考えられるが、どこから感染したかわからないことも多い。

 症状はまず手足の腫れや痛み、発熱などが出る。腫れは数時間で広がり、筋肉を覆う筋膜の壊死を起こす。菌が全身に広がると多臓器不全などを起こし、数十時間で死亡することがある。致死率は3割に上る。

 患者が増えている理由はわかっていない。劇症型を引き起こす菌はA群のほかにG群など複数あり、東京女子医科大の菊池賢教授(感染症科)は「A群以外の患者が増えている可能性がある」と指摘する。

 治療にはペニシリン系の抗菌薬が効くが、菌が全身に回る前の早い段階で投与する必要がある。菊池教授は「高齢者は特に注意が必要。症状は足から出ることが多い。普段から靴擦れや足のけがに気をつけて、腫れが出てきた場合は、すぐに医療機関を受診してほしい」と話す。