おはようございます、大福です

そわそわしています。2年前の今日、二度目のガンが発覚しました。忘れもしません。
お腹がなぜかぱんぱんになり靴下も履けなくなり、近くの個人病院では無理だと感じて大きな病院の内科に駆け込んだのが26日。その2日後には車の運転もできなくなり、身動き取れなくなり、検査入院したのが30日。
それまで毎日のように病院に通い、CT取ったり検査のための腹水抜いたり、婦人科の病気かもと婦人科の診察に行ったりしてました。
そして検査入院したその日の夜9時頃、個室だった病室に先生が入って来ました。
『残念なお知らせです』
『腹水からガン細胞が出ました。それもかなりの量です』
あぁ、またやっちゃった、と思ったものの、思ったより最悪だったことに恐ろしくなり、先生の話を聞きながら泣いてしまいました。
『なんで?また?子どももいるのに死ぬんですか?親は私一人なんです。死んだら子どもはどうなるの?』と。。
その若い女医さんは小さな女の子のママでもあり、一緒に泣いてくれました。
それから少し疎遠になっていたけど、好きな人に電話をし、連絡がつき、また泣いてしまいました。
ステージは3以上。卵巣がんなら五年生存率は33%くらい。3人に一人しか生きてないんだって、と。本当に死ぬかも、と。
その人は確率1%と言うことをやってきたことがあるらしく、3割は、『たった3割』ではなく『3割も可能性がある』と思ったらしくそれを話してくれました。
少しだけ気持ちが持ち直しました。
それから4日間の入院中、女医さんは何度も部屋に来てくれました。
私のようなケースを診たのは初めてだったらしく、医師しか見られないサイトでかなり調べていたようです。
そして、私のようなケースは割とあること、一旦は抗ガン剤で良くなります。でも予後は良くないです、と言われました。
やっぱり長くは生きられない‥
腹水抜くのも上手で、贅肉もたっぷりのお腹で苦戦しながらも長い針を使って何度も抜いてくれました。
そして治療ができる大学病院を紹介してくれました。
女医さんの診断は
『原発不明ガン』
『腹膜ガン』
『乳ガンからの転移ガン』
のどれか。
手術の結果、乳ガンからの転移は可能性が消えましたが、結局実は何のガンかは確定していません。
腹膜ガンでも卵巣ガンと同じ治療だし、卵管ガンかもしれないし、はっきりしないとのことでした。でも腹膜ガンは卵巣ガンよりも予後が少し悪いそうなので、とりあえず卵巣ガンでいいです。
女医さんのお陰でスムーズに検査も進み、心の支えにもなってもらえ、良いスタートだったと思います。
そして30日は上の子どもの出産予定日でした。
逆子で帝王切開になったので少し早く生まれましたが、不思議な縁を感じます。
あなたのために、もう少し頑張って生きます。
生んだ責任は果たさないと。
読んで頂き、ありがとうございました
