こないだ行ったラーメン屋でのお話。
そこそこおいしかったのですが、回転が悪く、突っ込みどころ満載。
注文してから出てくるまでの所要時間、約40分。
食すのにかかった時間、約10分。
なんだかなぁって感じですが、このお店、いろいろ勉強になりました。
勉強になったことその１
店長以外の店員が育ってない。
店長は厨房で急速回転。
他の店員2名はホールで徐行。
この店長、他の人に厨房を任せられない性格なんだろうな～。
自分で全部やらないと気が済まないんだろうな～。という感想。
明らかに店長のワンマンチームでした。
スタッフを育てるのは難しいと思いますが、せっかくの3人体制がもったいないな～。
その２
メニューが多い
・６種類のスープのラーメン
・冷やし中華
・つけ麺
・餃子
・ライス
・ミニ豚丼
・高菜飯
・明太高菜飯
・ミニネギトロ丼
・ミニカレー丼
・カレーライス
・アルコール類
・ソフトドリンク類
ざっと覚えているだけでこれだけのメニューがありました。
もうどれ食べたらいいかわかんない。
ターゲットとしているお客さんもわからない。
お客さんも決めるのに時間かかるから、ホールスタッフもささっと注文聞けない状態。
自分で首を絞めています。ミスも増えちゃいますよね。
種類が多すぎて厨房てんてこ舞い。
しかも厨房一人なので、なおさらてんてこ舞い。
こんなにメニュー覚えなきゃいけないとなると、人も育てづらいよねぇ。
仕入れが大変なせいか、一品一品が地味に高い。こりゃあコスト削減しづらいっすよ。
その3
肝心なところに気が使えてない。
この日はつけ麺を頼んだんですけど、つけ汁が薄手の金属の器に入ってました。
熱伝導を利用して、ただでさえ冷めやすいつけ汁を急速に冷却させてますわ。
これ、料理漫画でめっちゃ怒られるパターンですよ。
金属のほうが割れないとか軽いとか店側にはメリットあるんだろうけど、ちょっとホスピタリティがないんじゃないかなぁ。
その4
回転が遅いとお客さんも食事をしてからしばらく居座る。
類は友を呼ぶというやつなのか、お客さんも全然帰らない。
店の雰囲気や回転の良し悪しでお客さんも変わってくるのかなぁと思いました。
治療にしても、助手が怒られまくってるし機能していない場面、長く待合で待たせてしまう場面、ちょっとした気遣いが足りてない場面、患者さんが何を受けたらいいのか困っている場面といったような、今回の飲食店の例に通ずるものがあると思います。
気を付けていかなくてはいけませんね。
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