「他のところで体が曲がってるってよく言われるのよ」

 

そうおっしゃる患者さんが多いです。

 

では、質問です。体が曲がっている今、困っていることはありますか?

 

困っていることがないのであれば、すぐさま体が曲がってると不安になる必要性は薄いでしょう。

 

むしろ不安になることで体に不調が出ることだってあります。

 

「なぜ、体が曲がっててもそれほど心配しなくてよいのか」

 

1.そもそも、人の体はまっすぐではない。

 

首から腰まで積み木のように重なっている骨、いわゆる背骨(脊椎)とよばれるものですが、通常これは、まっすぐでなく、絶妙なカーブを描いた状態で重なっています。

 

正常な状態を説明しましたが、もうこの時点で人間の体は曲がっているのです。

 

2.内臓が左右対称じゃない

 

胃は左寄り、心臓も左寄り、肺は右が大きく左が小さい。

 

肝臓は右寄りというように臓器は左右対象についていません。

 

左右で重さに違いが出てくるのが普通なのです。

 

重さが違えば、ゆがみが出てくるのもうなずけるのではないでしょうか。

 

3.利き腕、利き足など、左右対称でないクセがある。

 

使う筋肉も違えば、筋肉の量も左右で違います。

 

重さも力も左右で違うのですから、体が曲がることは不思議じゃありません。

 

4.生活の環境が左右対象でない。

 

マウスは右、自動車のシフトレバーは左、パチンコは右。

 

このように、左右で負荷が違う動作が日常でたくさんあります。

 

動作が左右対称でないなら、体が曲がってもおかしくないでしょう。

 

 

まとめると、人間は生活していくうえで、ある程度体が曲がることは仕方のないことなのです。

 

左右対称じゃない体の状態をよく維持するために、脳がわざと身体を曲げることでバランスをとっていることもあるそうです。

 

「でも、体が曲がることを無視していいの?」

 

極端なものを除き、曲がること自体はさほど一大事ではないですが、曲がって痛みがでたり、動きに制限が出たりすることは好ましくないでしょう。体に悪い影響がある場合、曲がってしまう原因と、曲がった状態をケアしていく必要はあるのです。

 

ただ、決まり文句として挨拶かのように「体が曲がっていますね」と言ってくる治療家もいるのが事実です。

 

悲しいことに、無理な矯正をかけて事故を起こしてしまう治療家もいます。

 

治療家が定型文でとりあえず言っているかどうかを確認するため、「曲がっているとどうなるのか、どの骨がどうまがっているのか」といった、一歩突っ込んだ質問をしてみて治療家の動揺を探ってみるといいかもしれません。患者さんの納得のいく話が返ってくる人であれば、その治療家との相性はよいかもしれないと考えていいと思います。

 

安くないお金を支払って治療に行くわけですから、ご自身にあった治療家に見てもらいましょう。

 

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