コロナ禍の日々の小さいこと2/16「うしろがみをひかれながら」 | せみのココロにネコパンチ

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よい一日を・・・

午後、スーパーへ買い出しに。

 

お惣菜のコーナーで にこにこ顔のおじいちゃまに声を掛けられる

「それはおいしいの?」

「うん。わたしは好きだけど、どうだろう・・・炒めてあるから胃が持たれるかなぁ」

「そうか」

「こっちの煮物のほうがいいかも」

「これもうまそうだね。私はこっちにします。半分食べて、残りを夜に。ケチでしょ」

「いいんですいいんです。ケチりましょう。ね。」

とてもやさしい笑顔でした。

 

野菜コーナーを回って、セルフレジへ

と、さきほどのおじいいちゃまが後ろへ並ぶ。

わたしはマスク越しにニコッと微笑みかけたけど、こんな時マスクって困りますね。

 

で、「ん?」と考える。

 

(このおじいちゃまは、セルフレジで大丈夫なのかな。やり方わかるかなぁ。

どうしよう、聞いた方がいいのかなぁ。)

という間に、自分の番。

セルフレジで支払って、目の前にある台へ。

気になって、振り返ると、やはりセルフレジはわからなかったらしい、が

親切なおばさまが、支払い方法を教えていました。

 

ああ、あのとき、通常のレジへ誘導してあげればよかった。

 

後ろ髪を引かれながら、とぼとぼ家路へ。

 

道々、おじいちゃんのことを考える。

「買い物をあまりしたことなさそうだったから、奥様が亡くなったのかなぁ。奥様がご病気なのかなぁ。

買い物したことなさそうだから、大変だろうけど、あのおじいちゃんは笑顔の優しい人だから、きっと周りが助けてくれるだろうな。でも、思ったら言わなきゃね。今日の私はアカン」

 

そんなアカン日でした・・・