このブログを書いている段階では、NHKだけはまだ当確を出していませんが、ほかのところはほとんど、当確を出しています。従って、当選と言っていいと思います。
私は、前のブログで、齋藤前知事の当選はちょっと難しいのではないかと書きましたが、予想が外れました。いい方向に外れたので、あまり気にしていませんが。
この選挙で、やっとネットがテレビや新聞に代表されるオールドメディアと互角に戦える状態になったのではないかと思います。今回は幸いにも勝ったので、ここではネットがオールドメディアを抜いたと言えると思います。
振り返ってみると、インターネットができてから、ずっと、情報源としての、オールドメディアとネットとの戦いはあったと思います。
繰り返しになりますが、その戦いは今まではオールドメディアが勝っていたのですが、東京都知事選、そして、今回の兵庫知事選で、一気にネットがテレビや新聞というオールドメディアと肩を並べる状況になって来たと思います。
今回も、齋藤前知事は落選する可能性が高いとみていたのですが、ギリギリ勝利のようです。この時点で、ネットメディアが初めて(選挙で)、オールドメディアに勝ったという歴史的なターニングポイントではないでしょうか。
新聞やテレビは、若者の支持があったからだという意見が出て来ると思いますが、若者だけの支持では当選などできません。70代以上はどうかわかりませんが、それ以下の年代はかなりネットに慣れてきていると思います。
スマホで、ニュースを見ている人は、若者だけではありません。以前は朝の通勤電車の中で、大半の人が新聞を読んでいましたが、今は皆さん、スマホの画面を見ています。日本全体が、オールドメディアではなく、ネットに重心を移してきていると思います。これから、テレビや新聞は大変です。
今日の選挙の様子をNHKで見ようとしたら、20時以降、ニュース番組がありません。でも、ネットでは、いろいろの放送局が兵庫県知事選の動画を流していました。
時代は想像以上に変わってきています。
- 前ページ
- 次ページ