🍞こころゆるんで、ほっとなごむパン教室🍞
大阪阿倍野区
台所(daidocoro)
カウンセラー
あさだ のりこ です
「ちゃんと伝えたはずなのに…なぜか思ったように届いていない」
そんなこと、ありませんか?
実は、私たちのコミュニケーションの多くは、
言葉以外のところで成り立っています。
○○の答えは
「雰囲気」でした。
言葉は2割、8割は雰囲気で伝わる
職場で
期限を過ぎても、書類を提出してこない後輩に
「まだ、できてないの?」
と聞きました。
もちろん
以前の私は、後輩の都合や感情よりも
・提出期限過ぎるってどういうこと!?
・期限を過ぎるなら前もって言いに来るべき
・なぜ、私から確認しないといけないの?
と、イライラしながら
「まだ、できてないの?」と
腕組みをして
後輩ににらみを利かしながら
上から目線で声をかけると・・・
後輩は
「浅田先生に怒られた、しかられた、怖い・・・」
と感じて、
提出期限を守ることの大切さよりも
私の言い方で傷ついてしまいました。
私は、先輩として
後輩を傷つけたかったのではなく
提出期限を守れる人になってほしかった。
もし、提出期限を守れないなら
理由や事情を説明して欲しかった。
のです。
でも、後輩は怖くて相談もできなかったのです。
「まだ、できてないの?」
の同じ言葉を使ったとしても
もっと丁寧に
「今日が提出期限の書類はどうなってる?」
「どこまでできてるの?」
「そう、期限に間に合わないと思ったら
早めに相談してくれると手伝えるし、
期限に間に合えば、先輩も助かると思うんだよね」
と相手の立場や気持ちになって
話せたら、
きっと
「すいません、他にもこれだけの仕事があって・・・」
とか、
「すいません、期限を見落としていました。すぐやります!」
とか、
後輩の言い分や気持ちを聴くことができて
その後の仕事も
協力してすることができたと思うのです。
では、雰囲気って、どんなもの?
雰囲気といっても、特別なことではありません。
具体的には
- 
	表情 …… 笑顔、目の輝き、ちょっとした口角の上がり方 
- 
	声のトーン …… 柔らかい声なのか、ちょっと強めなのか 
- 
	仕草や姿勢 …… リラックスしているのか、少し緊張しているのか 
こうした小さな要素が合わさって、相手に伝わるのです。
今日からできる、ひと工夫
たとえば今日、誰かに声をかける前に
まずは自分に問いかけてみてください。
今の気持ちはどんな気持ち?
相手には何を伝えたい?
そうすると、
感情のままに伝えるのではなく
これだけで、
伝えたいことが明確になり
雰囲気は変わります。
「何を言うか」も大事だけれど、
「どんな雰囲気で言うか」はもっと大事。
あなたの気持ちが、言葉を超えて届きますように。
そして、
私が感じた感情
・期限は守るべき
・期限を守ってほしい
という感情は
感じていいのです。
感じてはいけない感情はない。
でも、その感情を
そのまま伝えるのか
建設的に伝えるのか
相手に私の気持ちが伝わるように
相手にとっても、私にとっても
心地よいコミュニケーションが取れるように
まずは、私だったんですね。
それを気づかせてくれて、
『一緒に考えて、一緒に感じて、体感する』
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最後までお読みいただきありがとうございました。

