世界にはいろんな感性がある。 | おじゅっさんの日々

おじゅっさんの日々

高松市・真宗興正派大乗寺住職のブログ。
香川徳島をまたにかけて、何屋さんかわからないような
日々を奔走中!

以前トンガ出身のお友だちがおりまして、

日本在住中、大変親しくしておりました。音譜

日本人にはないような感性や感覚に

イライラしたり、困ったりしたこともあせる

ありながら刺激的な日々ではありました。

 

 

その感性や感覚がその友だち独特の

ものではなく、ポリネシア人的な性質

であることを知って、こんな本を読んでみました。

フィジーもトンガと同じポリネシア圏の国。

 

 

足りないものは人からもらえる。

日本のように何かで返すという

感覚はなくて、お互いに無いものは

持ってる人にもらう。

そうそう、そんな感覚でした。えー?

 

 

トンガ人のお友だちは

「困ったときは神様が助けてくれる。

日本に来て生活に困った時だって、

神様が大道を与えてくれただろ?」ニコニコ

おいおい、こっちは結構大変だったんだから。しょんぼり

 

 

そして、

 

適 当

 

うち来ると言っても何時にくるか

わからない。来ると言ってたのに

他所に行ってしまってる場合だってある。時計

突然来るときもある。ビックリマーク

この気まぐれもポリネシア流。

 

 

でも彼も大変だとか、困ったという

表情を見せたことは全くありませんでした。

いつも上機嫌でニコニコ楽しそう。ニコニコ

だから、みんなに愛されていました。ラブラブ

経済的に豊かでなくても、人生は豊かで

とても幸せそうでした。

 

 

この本にも書いてますが、フィジー人の

性質を日本人が取り入れても、経済は

低迷するし、生活もなりたたないでしょう。

そして日本人には世界に誇る気遣いの

精神もあります。お茶

 

 

私もそうでしたが、世界にはこんな

感覚があるのか、こんな考え方が

あるのかと知って、お互いのいいところを

認めあって、取り入れるのが、

今の日本を生きる私たちの幸せへの道。ドキドキ

それは現代の若者を見る目でも

言えることだそうです。ウインク