歴史小説ってすごい! | おじゅっさんの日々

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高松市・真宗興正派大乗寺住職のブログ。
香川徳島をまたにかけて、何屋さんかわからないような
日々を奔走中!

先日高速バスの中での暇つぶしに
と思って買ったこの本がおもしろすぎる!音譜

タイトルからわかるように

ジョン万次郎

のお話、ぐいぐい読み進んでしまいます。




私は基本的に小説は読みません。×
だけど、ノンフィクションものや
史実に基づいて書かれたものは読む。OK
おまけに漂流、サバイバル物は大好きで
ジョン万次郎という人にも興味がある。
それでこの本を選んだんです。ラブラブ!



ジョン万次郎についてどれほど詳細な
史実が残ってるのかはわからないけど、
この本も大部分は作者によるイメージでしょう。
それでも、かなり取材、資料集めをしてメモ
書かれたものなんだろうなということが
わかります。




逆にその調査したものを伝えるために
ストーリーが描かれているようにも
感じられます。
それでありながら映画を見てるように
映像が頭に浮かんでくる。映画
歴史作家というのは文学者でもありながら
歴史研究家、風俗研究家でもあるんですね。




そういえば、今私たちが知ってる
坂本竜馬の人間像や逸話は、ほとんど
司馬遼太郎の「龍馬がゆく」に
よるものなんだとか。べーっだ!
歴史小説って史実と思わせるほどの
リアリティーを持っているんですね。
歴史小説家ってすごいビックリマーク