心に響いた動画がありました。
今は見当たらないんだけど、
それは巨人などで活躍した
入来祐作さん
の動画。
巨人の主力投手として活躍した選手が
ベイスターズの用具係をやってる
というドキュメンタリー。
私は仕事柄おかげさまの世界などを
意識するせいか、
裏方
という仕事にスポットを当てたい
という気持ちがあります。
自分自身が裏方仕事をすることも
あるからという理由もあるでしょう。
どんな仕事でも表舞台と、表面には
見えない部分があります。
結構表面には見えない仕事の方が
大変だったりするんですよね。
だけど通常はまったく注目されず、
知られてもいない世界です。
その用具係・入来祐作さんの
本が出版されたというので、
飛びつくように買ったわけですが
久々に、これはすごい！
という本に出会えました。
理不尽なほど規律の厳しかった
ＰＬ学園野球部の時代、
怪我になやまされた大学時代、
栄光の社会人・巨人時代、
メジャーリーグへの挑戦、
そして数々の挫折。
それらの果てに、とてつもなく忙しい
ながらも注目されないプロ野球界の
裏方として、選手が裏方さんの存在に
気づかないぐらい野球に没頭してくれたら
いいというほどの気持ちで取り組んでる姿。
本当に見習わなくちゃいけないなと
思いました。
この本は子どもたちや若者にも
読んでほしいですね。
世の中の厳しさ、挫折を乗り越える力、
自分を取り巻く人への感謝、
人のために自分を決して尽くす姿。
あらゆる人生の教訓が詰められています。
