本当の優しさ
島田洋八と漫才コンビ「B&B」を組み、
第一次漫才ブームを引き起こした、島田洋七さん。
「悲しい話は夜するな。
つらい話も昼にすれば何ということもない」
「嫌われているということは、目立っているということ」
「暑い、寒いと、うるさく言うな。
夏は冬に感謝し、冬は夏に感謝しんしゃい」
「少しのお金とたくさんの友達がいたら
人生、勝ちかもね」
「二人、三人に嫌われても
あと地球には、六十億人がいるよ」
と名言マニアよしぴーを唸らせる名言を連発した
「佐賀のがばいばあちゃん」のエピソードはあまりに有名です。
「ばあちゃんは、名言の宝石箱や~」
とシャイなよしぴーにモノマネまで
させるんですから、さすがです(笑)
そんながばいばあちゃんの数々のエピソードの中でも、
僕が特に好きなエピソードがあります。
それは洋七さんがまだ小学生の頃の、
運動会のエピソードです。
…と本題に入る前に。
がばいばあちゃんを語る上で、
欠かせないのが貧乏話です。
洋七さんの子どもの頃の、おやつは木の実だったそうです。
おもちゃもすべて手作りという節約生活。
スポーツも、道具や道着にお金がかかる
剣道や柔道はダメ。
ばあちゃん一番のオススメは
「走ること」という徹底ぶりでした。
ある日、洋七さんがばあちゃんに
何となく言ってみたそう。
「ばあちゃん、うちって貧乏だけど、
そのうち金持ちになったらいいね!」
するとばあちゃんの口から、ここでも名言が!
「今のうちに貧乏しておけ!
金持ちになったら、旅行へ行ったり、寿司食ったり、
着物を仕立てたり、忙しか。あぁ、貧乏でよかった」
とまぁ、貧乏だったわけです(笑)
しかも普通の貧乏ではありません。
めっちゃ明るい貧乏です(笑)
本題に戻ります。
洋七さんの母は仕事が忙しく、
ばあちゃんも年寄りの自分が行っても、かえって恥ずかしい
思いをすると気を使って、運動会の応援には誰も来なかったそう。
ばあちゃんが持たせてくれる弁当は、
運動会の日も相変わらず、梅干とショウガだけがおかずの質素なもの。
クラスのみんなが家族と一緒にお弁当を食べに散っていくなか、
ひとり涙をこらえ、教室で自分の弁当を広げたとき。
突然、担任の先生が教室に入ってきて、声をかけました。
「あのな、弁当取り替えてくれんか?
先生、さっきから腹が痛くてな」
先生が言うには、梅干とショウガが入っている
弁当はお腹にいいということでした。
取り替えてもらった先生の弁当には、
卵焼きにウィンナー、エビフライ…
それまでに見たこともない豪華なおかずを、
夢中になって食べました。
不思議なことにその担任の先生は、
翌年も、また翌年も運動会の日になると必ず腹痛を起こしました。
六年生になって、ばあちゃんにこの話しをすると、
ばあちゃんは涙ぐみながらこう言いました。
「それは、先生がお前のためにわざとしてくれたことや。
人に気づかれないようにするのが、本当の優しさだ」
死ぬまで相手に気づかれなくても十分。
それが本当の優しさ。
それではここで、今日の名言!
■「人に気づかれないようにするのが
本当の優しさ、本当の親切」
━━━━━━━byがばいばあちゃん
誰かに気づかれないように優しくされて、
その優しさにふと気づいてしまったとき。
人はどうなると思います?
その人のことが大好きになります。
【参考】「がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉」 島田洋七
ん~素晴らしい
見えない優しさ・・・
それは鏡の法則( ´艸`)チガウカ?