FINTECHな生活に慣れることができるだろうが? | Melting

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過去と未来

日本政府が考える未来の生活です。これが全てではないですが、経済産業省のホームページに載っているものを抜粋します。

こういう生活を送りたいかはどうかは別として、こういう生活になるんでしょうね。僕は嫌いではないですが。ただおそらくこのような生活が実現できるのはあと最低でも3年はかかるように思う。アドバイザーや個人資産の管理の自動化なんいつできるかわからない。仮に5年後とすると僕は57歳。使いこなす自信がないな。

そこ、そこをケアーしてほしい。それが高齢化社会とIoTの共存の課題なんだけどなー。

実現するときには、ときすでに遅し、国民の半数以上が高齢者で使えなくなっていないように思うばかりだ。

皆さんの生活はどのように変わっていくのでしょうか。

 

以下は経済産業省の資料からの抜粋

色々と突っ込みたいところはあるが、それは後々。

 

 

FinTech な⽣活(平⽇編) 

 

7:00 起床 

 

7:10 1 ⽇のスケジュールの確認 スマホでカレンダーを参照したら、今⽇の昼は表参道にいるというスケジュールをもとに、いくつ かランチ・クーポンが表⽰されてきた。クーポンを選んで時間、⼈数を記⼊するだけで限定ランチ の予約完了。 

 

7:15 朝刊を読みながら朝⾷ どうやら昨⽇のアメリカ市場では株価が⼤きく下落しており、今⽇の⽇本市場は⼤きく荒れた 展開になりそうだ。株式投資をしているので、昔は仕事をしながらマーケットの動きを気にしてい たが、今は【ロボ・アドバイザー】によって多様な⾦融商品の値動きを⼈⼯知能でチェックして最 適投資がなされるので、安⼼して仕事に専念できる。 

 

7:30 ⾝⽀度 

 

7:45 家を出る 

 

7:50 コンビニで軽⾷を調達 出勤途中、いつも⽴ち寄るコンビニの前でスマホが反応。「いつも購⼊されているミックス・サン ドイッチはいかがでしょうか。本⽇は 20 円引きのクーポン付き」。事前に購買履歴や位置情報 などを含むマイ・データをコンビニに提供していたので、⾃分のツボを分かった提案をしてくれる【電 ⼦レシート】。コンビニでサンドイッチを購⼊するために、レジにスマホの QR コードをかざしたら、 【家計簿アプリ】が起動して、⼀元管理しているポイントカードから使えるものを選び出し、⾃動 で特典割引が受けられた。電⾞に乗っている間に、家計簿にサンドイッチ購⼊の記録がフィード されてくる【家計簿アプリ、API 連携】。 通勤 電⾞の中 出勤途中、登録している企業に関する重要な情報がアプリに送られてきた。朝刊には掲載 されていなかった情報もリアルタイムに更新されるので、通勤中も安⼼して読書ができる【⾦融 情報配信アプリ】。 

 

8:50 始業 そういえば今⽇は⽉末、経費精算が必要な⽇だ。経費はすでに【クラウド会計ソフト】が承 認待ちのものを⽤意してくれている。 

 

10:30 経費精算を確認 領収書も【電⼦レシート】が転送されていて、税務申告もそれで OK なので、いくつか取引先 情報を確認して、登録完了。あとは在宅ワークしている経理担当者が送⾦対応してくれるはず。 庶務的な仕事は朝イチ 10 分で終了。いちいちマニュアルを読むことも、経理担当者から怒られ ることもなくなった。

 

12:00 昼⾷ ランチを⾷べて店を出ると、登録してあるクレジットカードから代⾦が⾃動で引き落とされる。 最近はレジでお財布を出すこともないので持ち歩いていない。なくす⼼配もないし、【キャッシュ レス】は快適。 

 

13:00 午後 5ヶ⽉前にオンライン・レンダーから短期融資を受けた。先⽉から事業が軌道に乗り、売上が 伸び資⾦繰りもかなり改善した。先ほど、直近の財務情報をクラウド会計システムで更新すると、 ⾃動的にオンライン・レンダーへ送信されており、昼過ぎには今⽇から以前よりも低い⾦利が適 ⽤されるとの通知が届いた【トランザクション・レンディング】。 

 

15:00 売り上げ代⾦の受領確認 今⽇は輸出した商品の代⾦受領⽇。【ブロックチェーン】経由で⾏うので、海外送⾦⼿数 料が⾮常に低い。また受取銀⾏・⽀払銀⾏・⽀払⼈・受取⼈の間で送⾦ステータスがリアルタ イムでモニタリングできるので、いちいち現状を取引銀⾏に電話で確認する必要もなくなった。 

 

16:00 会社の状況確認 昔は⽉末に締めてみないと我が社に資⾦がいくらあるのか分からなかったが、今は⽇々の情 報(在庫・財務)が⾒える化されており、現時点での状況が全て分かるようになった。⾦融機 関にこの情報を送ると、すぐに⾦利がいくらでどれだけ融資可能かを教えてもらえるので、経営 層にも資⾦調達の規模と可否について即時に伝えることができるようになった。 

 

17:15 終業 

 

18:00 飲み会 同期たちと飲み会に。お店は【QR コード決済】が可能なので、幹事の私がクレジットカードで ⽴て替えた。その場でチェックインしていたメンバーにワリカン額が⾃動で計算されてメッセージ送 信。OK を押しただけで、精算が完了【割勘アプリ、API 連携】。 通勤 電⾞の中 

20:30 帰り道に買い物 会社の帰り道、スーパーに寄ったが買おうとしていたものが思い出せない。これまでの購買履 歴をインプットしたアプリをチェックしてみる。過去の買物の傾向から、そろそろティッシュ・ペーパー と洗剤が切れるらしい。確かに両⽅とも買おうと思っていたことを思い出した【電⼦レシート】。 

 

21:00 家に着く 

 

23:00 余暇(最近の振り返り) 最近忙しい。ストレスを解消するため、⽢い物ばかり⾷べているためか、⾝体もだるい。試しに 発病リスク管理アプリに【電⼦レシート】で蓄積した購買履歴データと、【ウェアラブル端末】で 記録した歩⾏距離データと睡眠時間データをインプットしてみた。結果は発病リスクA-。このま までは、来年は保険会社から健康割引を受けられなくなってしまう。すこし⽣活習慣を⾒直そ う。 保険といえば、最近安全運転を⼼がけていたので、スマホと連動するデバイスが保険会社に 64 送信した運転データから安全運転ドライバーと認定してもらえた。次回の⾃動⾞保険の更新か ら保険料の割引が受けられるようだ【テレマティクス保険】。 しっかり給与をもらっているはずが、なぜか⽉末には底をついてしまう。ここは資産管理アプリを 作動させよう。貯⾦⽬標から1⽇当たり使えるお⾦を項⽬ごとに割り出し、【電⼦レシート】を 読み込んで管理してくれる。つい、⾼価なアクセサリーをレジに持っていっても、予算オーバーなら ば、スマホでの決済が実⾏できなくなるので安⼼だ。 

 

0:00 就寝

 

出展:経済産業省  FinTechビジョン(別添1)より 2017年5月8日発行 

https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/data/pdf/20170508001_1.pdf

 

 

ブログのテーマのキャッシュレスの問題から時事ネタとしたけど、FinTechは面白そうなので、別のテーマに独立させようかな〜。