遅いPCはイライラさせ、やりたいこともやりたくなくなる・・・・
やっぱり、快適なPC環境は重要です。僕には。
結局、Note PCをChromiumOSにして、iMacはSSD化。そして今回の整理の最後はバックアップ。ちょっと地味だけど。大事です。
僕は写真が一応趣味なのですが、そうなると写真テータの保存場所とそのバックアップが問題になります。
- iMacで撮った写真を取り込む。
- そして、気に入った写真を選んで、画像加工したりして、SNSにアップしたり。
- 一通り終わるとUSB接続のHDDにとりあえずコピー。
USBのHDDが壊れるとおしまいと言う状況。壊れたことはないけど、壊れるときは壊れる。
このUSBはiTuneのMusicも保存されている。UKこのHDDが壊れると日本から持ってきた音楽も聞けない!!!
で、一旦隣のWindowsPCのHDDを共有フォルダーにしてバックアップしたんだけど、遅いし、なんかかっこ悪い。ネットバックアップも考えたんだけどなんか、なんでだろう、クラウド? Google Driveだた200GB 380円/月(2019/09/01時点)。高くはないけど・・・。と考えているうちにAmazonでポチッとATOM X5のPCを購入。要は自分でやりたかったのね。
でも、とりあえず今回はお手軽に。
まず、今回NASを作る。
NAS:Network Attached Storage、要はファイル共有専用のパソコン。ネットワークファイルサーバとか言うのかな。単体でも購入は可能。
macの横にあるwindowsはどちらも2FにあってWIFIで繋がっているので、今回のNASは1Fに設置してイーサネットケーブルで接続する。
NASは手持ちの2Tのハードディスクと1TのSDカードを使う。ちょっと変わった組み合わせ。
1TのSDカードは思いつきで買って、使い道に困ったのでここで活躍してもらうことに。
買ったPCはWindowsが付いていたんだけど、Openmediavaultに載せ替える。これはNAS専用のOS。ベースはBSD。インストールの仕方は他のLinixなどと同じ。最近は簡単だよね。なんでもOSイメージダウンロードして、ドラックアンドドロップでチョチョっとして、USBにインストールして、そこから起動してインストール。
僕が使っているのはEtcher。
その前に今回このために新たにPCの紹介。ACEPCってって15cm四方のPC。ATOM x5 Z8350、メモリ 4GB、ディスク 64GB。本当は£80ぐらいに抑えようと思ったんだけど、メモリーとディスクをあげたら£130ぐらいになってしまった。
さてOpenmediavaultはちょっと他のLinuxやBSDとは違う。基本デスクトップはない。起動すると、コンソールで終わり。
あとはWebで接続してファイルシステムの追加や、共有の設定を行う。まぁ、会社で使用しているNASと同じイメージ。
当然UNIXに精通していれば、コンソールでコマンド入れることも可能。実際に、ファイルシステムの残骸の情報が残ってしまったら、コンソールで直す必要がある。
ちょっとこれからは導入に対して、トライアンドエラーした結果をまとめる。
①OSインストール時にはWIFIを選べない。イーサネット接続が基本の構成になっている。今回は僕もイーサネット接続で考えていたので問題ないが、WIFI環境で使いたい場合はあとで設定をする必要があると思う。
②OSをいれて起動するとBIOSはHDMIに出力されるんだが、起動が終わってコンソール画面になると消えてしまう。
VGAのケーブルに差し替えたらそちらに表示されていた。基本SSHで接続して使うので問題はないが。今回1FのTVがモニターも代わりになる。まぁ、今では珍しいプラズマなのでほとんど使わないんだけどね。
③ファイルシステムの構成
HDDの場合
- ディスクをワイプして空っぽにする(ストレージ→ディスク→ワイプ)
- 物理ボリュームをディスクに追加(ストレージ→論理ボリュームの管理→物理ボリューム→+追加)
- ボリュームグループを作成(ストレージ→論理ボリュームをの管理→ボリュームグループ→+追加)
- 論理ボリュームを作成(トレージ→論理ボリュームをの管理→論理ボリューム→+追加)
- ここで僕は2TのHDDを1Tずつ2つ作りたいので、論理ボリュームのサイズを1Tにした。
- ファイルシステムを作成(ストレージ→ファイルシステム→+追加)
- ファイルシステムをマウント(ストレージ→ファイルシステム→マウント)
- ファイルシステムを共有設定(アクセス件の管理→共有設定→+追加)
- 共有フォルダーに特権(読み込み書き込み権限)を設定(アクセス件の管理→共有設定→特権)
- 僕はグループを作ってそこで権限設定をした
- SMB/CIFSで共有(サービス→SMB/CIFS→共有→+追加)
と言う手順をふむ。これらは全てWebの画面で行うことができるから慣れると簡単。変更したあと、数秒のタイムラグのあと適用をする。間違えたらその時点でキャンセルが可能。
僕はファイルシステムを作り直す場合は一応この逆の手順を踏むようにした。
④SDカードの場合
- macでexFATで初期化
- OpenmediavaultでもEXT4でフォーマットできるが、時間がかかった挙句、ファイルシステムでエラーを起こす。
- 今回バックアップのSDカードは必要になった場合は、SDカードを抜いてPCに差し替えて使えるようにするため、EXT4ではなくexFATにした。macでフォーマット。
- PCのSDカードスロットに挿入
- 今後USB3.0接続を検討
- ファイルシステムをマウント
- ファイルシステムを共有設定
- このあとRsyncのサービスを起動して、HDDの共有フォルダーのバックアップとするため
一旦ここで性能測定。左がWindowsの共有フォルダー、右がOpenmediavaultのでの共有フォルダー
どちらもSMB。効果大と言うことで。
今日はとりあえずこれで終わり。次回は実際の性能も見てみる。
かな?
ちなみに、WindowsPCは2TのHDDを500GBのSSDに置換えた。