若い時は何れは札幌に帰って、なんて感傷的な思いもあったかも知れないが、


64年も色んなモノを見てしまうと、しかも東京砂漠で、知らないうちに合理的、経済的に早く結論を出す癖が出てしまうと(生馬の目を抜く、そんな言の葉がありましたね)

最早、札幌の文化は異国のモノさえ思えてしまう、

昨日、バス停から帰り道、積もった雪を踏み締めながら、眼下の真っ白な雪を見ていたら、何だか不思議な体験をしている感になった、

ワインも入っていたが、

もう、異国なのだ、(高々二年振りの雪なのに)

その辺りで頭が痛くなる。

家はどうする、墓は誰が… 

極々普通に生きている人はそこんとこ上手くやるんだろうなぁ〜

あ、無理です。(直系の長男なんですが、ダメだね、いい歳こいて…)

さ、セコマのPBで禊ぎましょ、(また逃げる)



さて、今日は老母がデイサービスで朝から外出になる。

何処か昼呑みの計画か?(これはかなり貴重な時間だ)

ラーメン(店で)も食べたい、

成吉思汗(店で)も、

魚(店で)も、焼き?寿司?

スマホで調べる、ラーメン中華が殆ど、どれも地味で唆られる店が無い〜

一番近いラーメン屋はさんぱち綜本店、帰省した時たまに行く、

行きたいが、雪が凄い、ヤワな東京もんは腰が引けるのだ、止まないかな…



時間が有り余り過ぎるが、イラストを描く感じでもないし、15年位前の作品が飾ってある。



なんて暇人の気を揉んでいると、雪が止んだ、

お、今だ!速攻着替えて出掛ける。

公園の中を抜けると近道だが、この雪、遠回りたが、10分掛けて辿り着く、



おぉっ、何だ!デカイ看板が出来てた (+ +)


先客一名、



瓶ビール、餃子5ケ、半正油ラーメンの食券を買う、

流石にビール一本空けて、ラーメン一人前はキツイなぁと思って下調べしたら、半ラーメンがあった、

入り口で食券を渡す、

「ビール先にお出ししますか」

「あ、はいお願いします」



クラシック瓶〜 いいねぇ、(TT)


餃子が先に来ないかなぁ〜

やっぱラーメンが早い、



「餃子、直ぐにお持ちします」

「あ、ありがとう」

固め中太縮れ麺だから、そんな簡単には伸びない、ツマミだ、

この真っ黒なスープを見る度に札幌に帰って来たなぁと、しみじみ思う、

餃子も来た、^_^



こんな雪なのに、どんどん客が来る、ま、ビール呑んでるのは俺だけだが、

中華屋じゃなくラーメン屋だからそんなダラダラとは呑めないね、いくら祝日でも… (・・)



ツマミ買って帰り呑み直しましょ、

また雪が降って来た、

自分土産もゲット ^_^



後はゆっくり、のんびりですね、

黒澤明の生きるを観てたら、何だかね、しみじみとね、




ご機嫌よう…