ここは何処だい?何でおらあ生きているんだい

銃弾をどてっ腹に受けて死んだんでは

レレレのレ

完全に訳がわからないで頭が混乱している土方

「たしかあの世で俺あ勝ちゃんに会ったし敬ちゃんにも会った

待てよ?だったら何で俺あ生きているんだ

第一ここは何処なんだい」


「おやおや歳さん大分混乱しているようですね」

「無理もない厳正に戻った段階で死の世界の記憶は消されているんだから

いや正確には任務は奥深く植えつかれている筈だから全てではないか」

「しゃでい、土方にはあまりに重い要求だったのでは

そのまま俺たちの世界に留めてあげても良かったのではないべか」

「おやおや芹沢さんらしくもないお優しいお言葉で(笑)

しかし今、我々が義のために集った士で決して浮浪の集団ではなかったと

立証できるのは歳しかいないし、それだ辛さに耐えられるのも歳だけだ」


「おう土方君が息を吹き返したぞ」

「奥平さん本当か そりゃあ早速行かなければ」

「おっと榎本さーおいも行くぞ」

「土方君、約束したよね、もしも生きて帰ったら新しい御国に尽くすと

よもや忘れてはおるまい」

「わすれちゃあいねえよ…まてよ?そんな会話を勝ちゃんや敬ちゃんと

したような気がするが」


そうか俺が生き返ったのはやるべきことが残っているからに違げえねえ

それを近藤も山南も俺らに託したんだ

一層死んだ方が楽なくれえ厳しいことに違げえねえ

だが俺あ死んでいった同士や無理矢理に切腹させた隊士たちの

ためにもやらなければならねえ


さて土方はどんなふうに新選組の名を注ぐか