かっこいいものをつくりたい。
日本人として。
歴史的に見ても日本人は、0から1を創ることは苦手だが、1から100まで成長させることは得意。

つまり、オリジナルを越えることが得意なのだ。

きちんとした環境があれば、日本のファッション産業は大きくなるかもしれない。スペックにおいてはオリジナルを越えることは十分ありうる。
しかし、ファッションにおいてオリジナルは絶対であり、オリジナルからインスピレーションを受けるということは、オリジナルをブランディングしているということになってしまう。とても難しい問題だ。

オリジナリティを出すにはかつて日本が国風文化を創り出したように、クリエイター個々が情報を断絶して個々のクリエイティビティを熟成させる必要がある。

ビジネスマンには情報は必要だが、クリエイターには孤立が必要なのだ。
ジャージー素材が最近はとても流行っている。m.a+などプロダクト系だけでなく、Lanvinなどのコレクションブランドにおいても主流になりつつある。
特に切りっぱなしのクラフト感とラグジュアリー感のあるウールジャージーは流行りそうである。最近はジャケットによく見られる。

ジャージーは日本が誇るものの一つなので、もっと注目を集めて、デニムに次いで世界に誇れるものになってくれたらと思う。