大腸がんの治療 抗がん剤による効果及び副作用 | 大腸がん克服のブログ

大腸がんの治療 抗がん剤による効果及び副作用

新薬のアバスチンは分子標的薬と呼ばれるもので、血管内皮増殖因子の働きを止める働きをもっています。むやみに怖がる必要はありません。


取りこぼしてしまったガン細胞が残りがちであるためです。昔と比べると副作用の少ない種類のものも増えていますし、副作用を小さく抑える対策も発展を遂げています。


副作用が強い場合には、別の種類の薬に切り替えることで楽になる場合もあります。たとえば、アバスチンの場合には血圧の上昇や胃腸に穴があくといったことが起こることがあります。



化学療法とは大腸がんの抗がん剤治療のことですが、再発予防のために手術と併用する方法と、すでに進行してしまっている場合に使う場合があります。


できれば、使用経験のある専門医や病院を選ぶことが望ましいでしょう。まずは手術の補助療法として大腸がんに抗がん剤を用いる場合を見ていきましょう。このような場合、抗がん剤を使うことで余命の延長や痛みのコントロールができるといった効果があります。


気になる抗がん剤の副作用ですが、白血球や血小板の減少、脱毛、悪心、食欲の低下、下痢、口内炎などがあります。残念ながら、抗がん剤の力だけで大腸がんを治癒させることはできません。



生存期間の延長といった効果はあるものの、根本的な解決にはならないのです。画期的な新薬が登場すれば状況が変わる可能性はありますが、現状としては、そこまでの効果はないと考えてください。


薬剤の種類によって効果や副作用が異なりますので、どのような種類の薬剤を使うか、そして組み合わせをどうするかによって結果が変わってきます。余命の延長効果は高まっていますので、上手に活用しておきたいところです。


化学療法を行うことによって、このような場合に再発を防ぐことや、再発の時期を遅らせることができます。再発して手術ができない場合には、抗がん剤によって症状の進行を遅らせます。



大腸がんに用いられる抗がん剤の種類としては、フルオロウラシルやロイコボリン、イリノテカン、オキサリプラチン、S-1が代表的です。


化学療法が使われるのは初回治療の場面だけではなく、再発した時にも使われます。症状が進行してしまうと、手術によって完治を望むことができなくなります。また、新薬にも注目しておきたいところです。新薬には希望があるものの、これまでのものとは異なる副作用が出る場合もあります。このような注意点にも十分に配慮して治療に用いる必要があります。






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