《ストーリー》
96年のインデペンデンス・デイの続編。
人類がエイリアンを撃退してから20年。
再び奴らがやってくる日に備え、人類はエイリアンが残していったテクノロジーを利用し、強固な防衛システムを創り上げていた。
しかし、再び地球を目標に襲来したエイリアンの兵力は想像を絶するものへと進化しており、人類は為す術もなく、再度の絶滅の危機を迎える。
それでも再び人類滅亡の危機を防ぐため、人類はエイリアンに立ち向かうのだった。
監督は、前作も手がけたディザスター映画の巨匠ローランド・エメリッヒ。戦闘機パイロットの主人公ジェイク役を「ハンガー・ゲーム」シリーズのリアム・ヘムズワースが演じ、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラムら前作から続投したキャストも参加している。
《解説・感想》
監督は前作に引き続き、『デイ・アフター・トゥモロー』や『ホワイトハウス・ダウン』のローランド・エメリッヒ監督。
当初は続篇の製作に前向きではなかったというローランド監督ですが、自身が監督した『2012』を撮り終えた時、ふと前作で描いた独立記念日後の人類の行く末について考えたことをきっかけに構想が膨らんだといいます。
そして主演に『ハンガー・ゲーム』シリーズで注目を集めるリアム・ヘムズワースを迎え、ジェフ・ゴールドブラムら前作からのメンバーも集結して魅力ある作品に仕上がっている。
破壊王とも言われるエメリッヒ監督ならではの壮大なスケール、映像美は圧巻の一言。
前作の『インデペンデンス・デイ』の衝撃には及ばないものの、充分楽しめる内容になっていたと思いました。
ただ、もう少し脚本や展開を作り込んで欲しかったなという印象でした。
また、前作の主演ウィル・スミスが登場しなかったのは少し残念。
金銭的な問題などもあると思いますが、前作のファンとしては出演して欲しかった。
しかし、今作の主演リアム・ヘムズワースも次期スターになる可能性大です。
ちなみにリアム・ヘムズワースの兄は『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースと豪華な兄弟です。
内容としては、前作の感動のシーンを彷彿とさせるような場面も所々に盛り込まれていて、前作を見ていた方が断然いいと思いました。
この映画のテーマは一致団結ですが、そこには失ったものや大きな愛が交錯している。それを糧に、弱さや悲しみを抱えながらも、最後は一人一人が強い意志をもって武器を取る姿は良かった。
この映画のテーマは一致団結ですが、そこには失ったものや大きな愛が交錯している。それを糧に、弱さや悲しみを抱えながらも、最後は一人一人が強い意志をもって武器を取る姿は良かった。
しかし前作と比べると圧倒的に下回る出来になってしまったと思いました。
ただ、飽きさせないような構成をしていて常に迫力のある映画だったので見る価値はそこそこあると思います。
ただ、飽きさせないような構成をしていて常に迫力のある映画だったので見る価値はそこそこあると思います。
《ネタバレあり感想》
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続編に傑作と呼べる作品は生まれにくいと言われますが、まさにそうなってしまったかと言う印象でした。
迫力や映像は素晴らしく、充分見る価値はあると思います。
しかしそれに伴い映画の中の世界観が完全に現実離れしてしまったことも評価が良くない理由でもあると思います。
エイリアンの宇宙船に潜入して敵機を乗っ取る所や、エイリアンにバレないように短波無線を使う所、勇敢な男が爆弾を搭載した戦闘機で突っ込む所、エイリアンを素手で殴る所など、話の展開が前作と似ていて、しかも前作を超える作りでもないので少しがっかり。
そもそも前作が何故あれほどの大ヒットになっていたかというと、それは「人類の結束」というところにある。
エイリアンの圧倒的な脅威の前に人類は為す術もなく侵略されていく絶望から、ふとひらめいた名案によりエイリアン側のシールドを無効化し一気に畳み掛ける。その世界の国籍も肌の色も宗教も超えた一斉砲撃は、見ている者に壮絶な爽快感を与えてくれた。
それと比べ、今作はどうだったか。鑑賞した方は分かると思うが、人類はほとんど何もしていないといってもいい。前作にあった大統領の名演説も、今作になかったのも頷ける。
悪くはない作品だと思うが、自信をもってオススメできる映画とも言いにくい作品と感じました。


