はざま、切り替わり点、交わり場所は魔がさす。危険だ。

たそがれ、かはたれ、という日が沈む時や日が昇る時は危ない時間帯。
目が馴染まずよく見えないからだそうな。

トンネルに入った時や出た直後もそれだ。

交差点も交わり場所なのでそれに該当する。


交差点は最も交通事故が多い。

信号が変わりそうな時は無理をしない。渡らない。





気を付けていても、頭のおかしい人間はやって来る。


今日、自転車で青信号を渡っていた。

歩行者優先なので歩行者の後を少し間を空けてトロトロと走っていた。


左折するトラックが来た。

歩行者が通り過ぎるのを待ち左折してきた。

自転車の僕がいるから止まるだろうと思ったが、全く止まる気配が無い。

僕はスピードは出していなかったが、青信号の為渡りきる気満々だった。


危ない!

僕の存在を知りつつ全く無視しノーブレーキで左折を強行してきた!

ブレーキを掛けトラックとの接触を避けた!

横断歩道の真ん中で立ち往生しながらトラックの運転手を見た。

目が合った。

頭のおかしい目をしていた。


幸い近くに停車したので怒鳴りに行こうと反射的に自転車をそちらに向けた。
しかしすぐに気を取り戻し止めた。


むしょうに腹が立ったので抑えるのに苦労した。

殴る気がしたから。


そんな事で運気を無くしたくない。

仕事に支障をきたしたくない。

何故そんなに腹が立ったのか?

交通ルールを無視し、危ない目にあったからなのは言うまでも無い。

それに加えて過去に似た事があったからだ。


数年前、埼玉で歩いて誰もいない横断歩道を渡っていたら、やはり左折してきたトラックがクラクションを鳴らしまるで止まる気配無く走って来た。

歩行者は僕一人。身の危険を感じ走って渡りきった。

運転手は目が血走っていた。

気が狂っていた。





高校時代、大井埠頭を買ってもらったばかりのアトランティスツーリングで走っていた。

引き返す為に信号を渡り、反対車線に行こうとした。


青信号を渡っている時、全くの信号無視をしたトラックが「ビーーーーッ」とクラクションを鳴らしながら、猛スピードで突っ込んで来た!

命からがら渡りきった。

やはり運転手は僕から一切目をそらさず人殺しの様な目で睨み続けていた。



まだある。割愛する。似ているからだ。

全てに共通するのは「トラック」。


今日は中型トラックだったが、他は全て大型トラック。ダンプカーだ。


数年前京急バスにも引っ掻けられそうになったし、他にも高校時代ダンプカーに幅寄せされて死にそうになった事もあった。


大きな車は気持ちも大きくさせるのか?



何もなくて良かった。