一方で、やたらと痛い、辛い、違和感がある、と気にし過ぎる方がいる。女性に多い。


その事ばかり考えていると、痛みや違和感が増大し、自らどんどん辛くしていく。


しかし、そういう方が筋肉の伸展収縮の感覚が優れているかと言えばさに非ず。


逆に筋肉の感覚は鈍い方が殆んど。



これは防衛体力と行動体力に言い替えられる。

防衛体力は風邪をひかない、病気にならない体力。結果違和感を感知する能力にも長けている。

他方行動体力。筋肉が発達しやすく、筋力も瞬発力もあり、スピードや柔軟性にも優れ、心臓や血管も強い。結果スタミナがある。

これはシーソーの関係にあり、どちらか高ければどちらか低い。


したがって違和感の感覚が優れていると、筋肉の感覚は鈍い。


内観が出来ていないのは困るが、行き過ぎるのも困る。


何事も「中道」が大切である。


パーソナルトレーニングの大長道場。