自分の声の大きさは、
喋りながら自分でどれぐらいの大きさか認識して決めているそうな。
後天的に難聴になられた方は、自分の声が聴こえない又は聞き取り難い為
どうしても声が高くなる、声が大きくなる。
逆に聴こえやすい方は、声が小さくなりがちだという。
高校当時の僕にその知識は無かった。しかし・・・・・・。
「じゃあこのカセットデッキにテープが入っている。
ヘッドホンをして最大音量で聞きながら、普通の声で唄おうぜ!」
「おう面白え。」
僕の提案にすぐ乗る仲間たち。
当時の安いカセットデッキは現在の高性能な機械と違い、最大音量でもたかが知れていた。
カセットにはアイドルだか誰だか忘れたが、誰でも知っている歌が入っていた。
まず僕がやる。
当時の物とはいえ、最大音量なので耳が痛い。
その状態で唄うと、自分の声が全く聴こえないので、どうしても高くなり、音痴になる。
「だっはっはっはっは!
大長全然ダメだぞ(爆)声がデカ過ぎるぞ(笑)。音痴過ぎるぞ!」
みんなに総攻撃を受けた。
「ぢゃあ次お前な。」
一人を指名した。
案の定、物凄くデカく音痴な歌声だった。
「だっはっはっはっは!やっぱり全然ダメぢゃん(爆)」
かなり難しく、全員チャレンジするも撃沈。
もう一度僕の番だ。もの凄~く小さな声で、本当に周囲に聴こえない位のイメージで唄った。
「おぉ~っ!大長スゲーよ。普通に唄ってるのに近かったゾ!」
なんとか完成した・・・・・・。
よく、こういう下らない事を思いついたと思う。
思い返すと変な発明?は何故か多い。
かなり難しいので耳に注意して皆さんもチャレンジしては?
耳を痛めても一切の責任はとれませんのでご注意下さいm(__)m。