昔々、否、つい10年位前まで、クリスマスは楽しみだった。
特に何の予定も無くても何故かウキウキしたものだ。
ジングルベル
清しこの夜
赤鼻のトナカイ
ホワイトクリスマス
・・・・・。
クリスマスソングは今でもみんな好きだ。
僕は1月17日生まれで
子供の頃は、
クリスマスイブの12月24日に始まり
12月25日のクリスマス
12月31日の大晦日
1月1日の元日~3日の三賀日
1月17日の誕生日。
小学生の頃のこの時期
クリスマスはクリスマスプレゼントが貰え
正月はお年玉が貰え
誕生日は誕生日プレゼントが貰えた。
大晦日はプレゼントとは関係無いが、
大掃除や、
おせちの準備、
「怪奇特集、あなたの知らない世界」をお昼にやっていたり
レコード大賞や
紅白歌合戦
ゆく年くる年
等々
大晦日した味わえない様々な出来事が好きだった。
クリスマスイブ~誕生日まではイベントフルコースだったのだ。
しかし僕はサンタクロースが実在しない事は、
幼稚園児の頃父親に聞いて知っていた。
靴下を枕元に用意する
「システム」
も知らないで育った。
幼少のクリスマスの日、酔っぱらってミニカーのクリスマスプレゼント片手に父親が帰って来た。
「ほら、クリスマスプレゼントだぞ。」
「???」
「サンタさんなんてな、いないんだ。」
「・・・・・。」
「サンタはお父さんです!」
「!!!!!」
幼稚園児の僕には衝撃的な一言だった。
夢を育まず、現実を理解させる?父親。しかしかなりテキトーでデタラメ情報で育てられた。
だから、ファンタジー系には子供の頃から興味が無かったのかも知れない。
だから、クリスマスは家族で蒲田駅西口にあったおもちゃ屋に行くのが習わしだった。
おもちゃ屋の名前は何だったかな~。マリアかな??
クリスマスで無くても蒲田駅西口に行くとウキウキしたものだ。
父の友人が経営していて、安くなったのだと思う。
しかしそんなテキトーな父が好きだし、そんな家族に産まれて幸せだと思う。
ありがとう。