千夏さん(仮称)が「君」から「彼女」になった3ヵ月のストーリーです。

 

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(前日のストーリーのおさらい):「今度、いつ会えますか?」とLINEで連絡

した千夏さん。気持ちはしっかり固まりました。

 

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翔太さんからのLINE…すぐに返事はきませんでした。

 

(勢いで入れちゃったけど、迷惑だったにかな…)

千夏さんは翔太さんに出会った時から、今までの間のことを思い返していました。

 

一緒にプロジェクトをやった時のこと、

同僚の結婚式2次会で一緒に幹事をやったこと、

翔太さんのお母さんのプレゼントを買いに行った時のこと…

 

共通していたのは、いつも翔太さんのそばにいて彼を支えてあげたい、

その一心だったとあらためて思いました。

 

すると、ふと、

(彼に告白をして、もしダメだったら二度と会えなくなっちゃうのかな…

そうなったらイヤだな…だったら何も言わずこのままがいいのかな…)

 

いつの間にか、窓の外は明るくなってきていました。

 

眠い目をこすりながら顔を洗い、いつものように会社にいく準備を

していたら、翔太さんにもらったシュシュが目に入りました。

 

(私、やっぱり、この思いを伝えたい。)

 

もうコミュニティに行く前の千夏さんではありませんでした。

 

 

仕事は相変わらずの忙しさで、時間はあっという間に過ぎました。

 

仕事中は、不思議と翔太さんのことは思い出しませんでした。

 

仕事が終わり、会社を出たあと、ふと会社の方を振り返り、

一目でもいいから翔太さんに会いたいと周りを見回したり、会社に戻ろうと

してみたり、近くのベンチで時間をつぶしたり…と小一時間くらいうろうろと

していましたが、やっぱり翔太さんには会えませんでした。

 

その日の夜も、翔太さんからのLILNEはなし。

(もしかしたら、嫌われちゃったのかな…

それとも、最初からやっぱり相手にされていなかったのかな…)

 

そんなことを考え、悶々とする日々を3日過ごしたある日、

翔太さんからの電話がなりました。

 

「もしもし…ごめん。なかなか連絡できなくて…実は、仕事でいろいろとあって…」

 

翔太さんの声を聞いてホッとしたのと同時に、

千夏さんはずっと押さえていた心の声が出てしました。

 

「なんで、相談してくれなかったの?」

「私じゃ、翔太さんに力になれない?」

 

千夏さんは語気を強めて言ってしまいました。

 

「おいおい、なんだよ急に。そんなことないって。

この前だって一緒に買い物付き合ってくれたり、悠斗の結婚式の2次会の

幹事だってがんばってくれたし、プロジェクトだって支えてくれたじゃないか。

オレはいつも君のことを頼りにしているよ。」

 

 

すると千夏さんは、

「そうじゃないんです。私は、仕事とかじゃなくて、

いつもも翔太さんと一緒に笑ったり悩んだりしたいんです。」

 

「ち、ちなつさん…」

 

「今度、いつ会えますか?」

 

 

つづく…