汗をかいたまま体を離し、君の頭を抱えるように隣に寄り添うと、君はいつも眠りにつく。


その顔は子供みたいに無邪気で。


さっきまでの女の顔が嘘のようで。


いろんな顔を持つ女。


最初の頃のような罪悪感やドキドキは薄れているけれど、まだまだ君への興味は尽きない。


まだ見た事の無い顔がきっとあるはずだ。


シーツを纏った体を掌でなぞっていく。


ウエストから腰にかけての曲線。


掌には丁度良く収まる乳房。


溜息を吐き出し、時には吐息交じりの声を上げる唇。


ベッドの上を流れる長い髪。


もっと君を知りたい。


肌をなぞっていく俺の手に反応して泡立つ肌。


けれど君はまだ目覚めなくて。


『いつもよりぐっすり眠れる』


そう言っていた君のあどけない寝顔を見て、優しい気持ちになる。


もう少しだけ寝せといてあげよう。


すぐにでも君に入りたい気持ちを焦らすように、タバコを咥えてベッドを離れる。



続く