□Image song□
「BOHEMIAN RHAPSODY」(Folder『7soul』より)
「TOKYO」(w-inds.『Seventh Ave.』より)
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お話を思いつく時は様々なんですが、最近は曲を聴いて思いつく事が多かったんです。
で、その曲を「Main Theme」としてたんですが。
今回は実際にあった事件を元にしているので、それがありません。
最初にはっきりと書いておきます。
「病気の父親に頼まれて、17歳の少年が父親を殺してしまった」
という部分以外は、全てフィクションです。
実際に近くにいた訳でも、少年に会った訳でもないので、
本当のところは分かりません。
今年の6月、ぼんやり見ていたテレビで、この事件のニュースが流れました。
ほんの2、3分。
でも、強烈に胸に残って「書かなきゃ」と思いました。
何故なのか、その時には全く分かりませんでした。
書き始めて、段々分かってきました。
明日はわが身の事件だったからなのだと。
この事件だけではなく、介護疲れや、金銭的な問題で、
同じような事件が起こっています。
それは、自分が明日起こしてしまう事かも知れません。
私にも親がいて、今は自分達で元気に生活してくれてますが、
いつ、介護が必要になるか分かりません。
そうなった時、仕事もお金も時間も、どうなってしまうのかも想像つきません。
でも、そう遠い話ではないはずなのです。
この事件は、すぐ隣にある出来事なんです。
正直、怖いです。
自分が、この少年と同じ道を歩くんじゃないかと。
親が苦しむ姿は見たくないもの。
そして、裁判員制度も始まって、もしかしたら明日自分が召集され、
この少年を担当するかもしれません。
保険金とか、自分のエゴが目的で殺害した場合は別として。
私は、この少年を裁けるのだろうか。
書きながら、こんなに考えたのは初めてで。
あんまり辛すぎて、予告なく休んじゃったりして。
この少年が、父親の介護を一生懸命している姿を見ていた人達が、
刑の軽減を求めて、署名運動を行っているそうです。
この事件が、今後ニュースになる事はないと思いますが、
最終的にどうなっていくのか、出来るだけ追っていきたいと思います。
エビゾウとかばっかり流さないで、こういうの流してほしいな、テレビ。
2010/12/15 白薔薇軍曹