島に一つの教会
初めて入った
君と出会ってから
僕に初めてが増えていく
ドアに近い席に座る
手にはパンフレット
高い天井
ステンドグラスから光が入り
床に天使の絵を描く
人はまばらで
祭壇に近い椅子に
ご両親が座っている
泣いている
肩が震えて
突然
パイプオルガンの音が教会いっぱいに響き
賛美歌が始まる
頭から降ってきて
皮膚の隙間から入り込み
心臓を揺さぶる音色
牧師が聖書を読み上げる
その滔々とした声が
鼓膜を震わせる
そして
白い花を君の棺へ
四角い箱の中
白い花たちに囲まれている君は
目を閉じて手を組んで
ただ眠っている
今にも目が開いて
「おはよう」
とか言い出しそうに
良い顔色で
唇には薄く口紅が塗られ
綺麗だよ
とっても
今日は僕たちの結婚式だったんだね
丁寧に化粧された顔
白いワンピース
白い花
首元には僕のプレゼントしたネックレス
大きな窓から差し込む光は
柔らかく君を照らして
天使が舞って祝福しているみたいさ
一つだけ残念なのは
君が目を開けないって事を
僕が知っている事
それでも
僕は神に誓うよ
君への永遠の愛を
病める時も健やかなる時も
君を愛し続けますか?
YES
僕を愛し続けてくれますか?
……
返事の代わりに
冷たい指にキスをした
最初で最後の
誓いのキスを
『Wedding』
了
初めて入った
君と出会ってから
僕に初めてが増えていく
ドアに近い席に座る
手にはパンフレット
高い天井
ステンドグラスから光が入り
床に天使の絵を描く
人はまばらで
祭壇に近い椅子に
ご両親が座っている
泣いている
肩が震えて
突然
パイプオルガンの音が教会いっぱいに響き
賛美歌が始まる
頭から降ってきて
皮膚の隙間から入り込み
心臓を揺さぶる音色
牧師が聖書を読み上げる
その滔々とした声が
鼓膜を震わせる
そして
白い花を君の棺へ
四角い箱の中
白い花たちに囲まれている君は
目を閉じて手を組んで
ただ眠っている
今にも目が開いて
「おはよう」
とか言い出しそうに
良い顔色で
唇には薄く口紅が塗られ
綺麗だよ
とっても
今日は僕たちの結婚式だったんだね
丁寧に化粧された顔
白いワンピース
白い花
首元には僕のプレゼントしたネックレス
大きな窓から差し込む光は
柔らかく君を照らして
天使が舞って祝福しているみたいさ
一つだけ残念なのは
君が目を開けないって事を
僕が知っている事
それでも
僕は神に誓うよ
君への永遠の愛を
病める時も健やかなる時も
君を愛し続けますか?
YES
僕を愛し続けてくれますか?
……
返事の代わりに
冷たい指にキスをした
最初で最後の
誓いのキスを
『Wedding』
了