ガラスの前でずっと時を過ごし
消灯で締め出され
家でもあまり眠れず
夜明けと共に起きて
海岸を歩く
まだ暑さを伴わない風
半袖だと少し肌寒い
それでも
君が目覚めた時に
ここが島である事を伝えたくて
島が暑さを取り戻すまで歩き続け
病院へ向かう
そんな一日を繰り返した4日目の朝
君が意識を取り戻した
まだ目覚めきっていないトロリとした目で
僕を眺める
たくさんの管が付いたままの白い腕
更に細くなって
そっと手を握る
とても冷たかったけれど
軽かったけれど
生きてる!
ただそれだけで
こんなに嬉しいなんて
視線がぶつかる
久しぶりに見る君の黒目がちの瞳は
少し潤んでいた
君に微笑みかける
君の手が僕の頬を撫でる
「泣かないで」
……?
「ごめんね、心配させて」
首を横に振る
涙が滴り落ちる
ああ、僕は泣いていたんだ
心配そうな君の顔
笑顔に変えたくて誓う
「もう、泣かないよ」
『誓い』
了
消灯で締め出され
家でもあまり眠れず
夜明けと共に起きて
海岸を歩く
まだ暑さを伴わない風
半袖だと少し肌寒い
それでも
君が目覚めた時に
ここが島である事を伝えたくて
島が暑さを取り戻すまで歩き続け
病院へ向かう
そんな一日を繰り返した4日目の朝
君が意識を取り戻した
まだ目覚めきっていないトロリとした目で
僕を眺める
たくさんの管が付いたままの白い腕
更に細くなって
そっと手を握る
とても冷たかったけれど
軽かったけれど
生きてる!
ただそれだけで
こんなに嬉しいなんて
視線がぶつかる
久しぶりに見る君の黒目がちの瞳は
少し潤んでいた
君に微笑みかける
君の手が僕の頬を撫でる
「泣かないで」
……?
「ごめんね、心配させて」
首を横に振る
涙が滴り落ちる
ああ、僕は泣いていたんだ
心配そうな君の顔
笑顔に変えたくて誓う
「もう、泣かないよ」
『誓い』
了