どうしてこんな事になってしまったのだろう
ガラスの向こう側で
君は酸素マスクとたくさんの管に繋がれ
日焼けなんかした事のないような
青白い顔で横たわっている
抱きしめた後
ゆっくりと胸に顔を埋めた
……?
顔を見ようとして体を離す
そのまま僕へと倒れる体
指先が氷のように冷たくなって
その反対に
額が熱くなっている
名前を呼んでも返事がない
!
おかしい!
ぐったりした君を抱きかかえて
一番近い家に飛び込み
救急車を呼んでもらった
悪いと思ったけれど
君の携帯をいじって
ご両親に連絡を取る
看護師や医者が慌しく君を運ぶ
僕はそれに付いていくのが精一杯
そうして
ガラスに阻まれて
君の傍に付いている事も出来ない
毎日強い日差しを浴びたせいなのか
冷たいモノをたくさん飲んだからなのか
それとも僕が何かの菌を移してしまったのか
考えてみても分からないのに
人工的な光を発する機械を見続けながら
グルグルと同じ事を自問自答していた
どうしてこんな事に?
君の胸元のダイヤが
きらりと光る
『ICU』
了
ガラスの向こう側で
君は酸素マスクとたくさんの管に繋がれ
日焼けなんかした事のないような
青白い顔で横たわっている
抱きしめた後
ゆっくりと胸に顔を埋めた
……?
顔を見ようとして体を離す
そのまま僕へと倒れる体
指先が氷のように冷たくなって
その反対に
額が熱くなっている
名前を呼んでも返事がない
!
おかしい!
ぐったりした君を抱きかかえて
一番近い家に飛び込み
救急車を呼んでもらった
悪いと思ったけれど
君の携帯をいじって
ご両親に連絡を取る
看護師や医者が慌しく君を運ぶ
僕はそれに付いていくのが精一杯
そうして
ガラスに阻まれて
君の傍に付いている事も出来ない
毎日強い日差しを浴びたせいなのか
冷たいモノをたくさん飲んだからなのか
それとも僕が何かの菌を移してしまったのか
考えてみても分からないのに
人工的な光を発する機械を見続けながら
グルグルと同じ事を自問自答していた
どうしてこんな事に?
君の胸元のダイヤが
きらりと光る
『ICU』
了