毎日僕たちは
同じ時間同じ場所で待ち合わせて
何を話す訳でもなく
波音を聞きながら
時間がゆっくり過ぎていくのを
一緒に味わう
大きなスパムおにぎりを食べて
ミネラルウォーターを飲み
時には町に出て
プリクラを撮ってみたり
君にネックレスをプレゼントしたり
贋物の安物だけど僕には本物
相変わらず島の太陽は厳しくて
僕の皮膚を更に黒く塗り重ねていく
何故君の肌は白いままなんだろう
君の隣にいると
自分が黒人になった気分だ
太陽に目が眩んだように
君は時々ふらつくから
そんな時は手を繋いで歩く
手を繋ぐ事に慣れてないから
ひんやりとした手にまだドキドキする
そうして自分の熱さも感じる
緊張して手に汗かきそうだ
気持ち悪くないかな
横目で君を見ると
涼しげな顔で海を見つめている
何だかホッとして
僕も海を見つめる
海は相変わらず
太陽に色を変えられながら輝いている
僕と君は海と太陽に似てる
君という太陽に照らされて
喜んだり不安になったりドキドキしたり
気分がコロコロ変わる僕
ずっと変えられていたい
ぼんやりそんな事を考えたりして
手を繋いだまま砂浜を歩いて
日没には必ず岩場へ上った
赤い世界から黒と金へと移り変わる
自然がおりなす圧倒的なグラデーション
君の目にはうっすらと涙が浮かび
首もとのダイヤと一緒に輝く
太陽の残像で
君の目が見えなくなっている隙に
金色の唇にキスをした
太陽が海へ沈むのと同じように
それも自然な事に思えて
全てが金色の世界の中で
当たり前のように
もう一度キスした
そして僕も目が見えなくなり
二人は島の一部になる
『太陽と海』
了
同じ時間同じ場所で待ち合わせて
何を話す訳でもなく
波音を聞きながら
時間がゆっくり過ぎていくのを
一緒に味わう
大きなスパムおにぎりを食べて
ミネラルウォーターを飲み
時には町に出て
プリクラを撮ってみたり
君にネックレスをプレゼントしたり
贋物の安物だけど僕には本物
相変わらず島の太陽は厳しくて
僕の皮膚を更に黒く塗り重ねていく
何故君の肌は白いままなんだろう
君の隣にいると
自分が黒人になった気分だ
太陽に目が眩んだように
君は時々ふらつくから
そんな時は手を繋いで歩く
手を繋ぐ事に慣れてないから
ひんやりとした手にまだドキドキする
そうして自分の熱さも感じる
緊張して手に汗かきそうだ
気持ち悪くないかな
横目で君を見ると
涼しげな顔で海を見つめている
何だかホッとして
僕も海を見つめる
海は相変わらず
太陽に色を変えられながら輝いている
僕と君は海と太陽に似てる
君という太陽に照らされて
喜んだり不安になったりドキドキしたり
気分がコロコロ変わる僕
ずっと変えられていたい
ぼんやりそんな事を考えたりして
手を繋いだまま砂浜を歩いて
日没には必ず岩場へ上った
赤い世界から黒と金へと移り変わる
自然がおりなす圧倒的なグラデーション
君の目にはうっすらと涙が浮かび
首もとのダイヤと一緒に輝く
太陽の残像で
君の目が見えなくなっている隙に
金色の唇にキスをした
太陽が海へ沈むのと同じように
それも自然な事に思えて
全てが金色の世界の中で
当たり前のように
もう一度キスした
そして僕も目が見えなくなり
二人は島の一部になる
『太陽と海』
了